戯言ヲトメツバキ(完)
言葉にならないものを、少しでも言葉にしようとしていました。
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0322: 閉じさせる虫のWメタファー
3つの状態があると仮定してみる。
すなわち、自分1人で閉じてしまってぐるぐるとなっている状態、他人や世界とやり取りができている状態、それから他人や世界と接しているのに勝手に自分のつもりを押しつけてしまっている状態。
たぶんこれらは連続体で、イメージで言えば砂粒が多いか少ないかみたいなもんなのだが、あるきっかけを境にして、ざざーっと砂粒が移動するような、そういう動的な展開がしばしば起きる。
誰かとやり取りをしたいと欲して、何度かアプローチをするんだけど相手がまったく反応を返さないとき、ものっそい勢いで砂が動く音が聞こえる。強烈な「閉じる」衝動に襲われる。そっから先は、たとえ相手のことを考えていても自分の頭だけで考えているから、およそ現実とはかけ離れたものになってしまっている。その反応の核は本当に自分にあるもの(さみしいとか、腹立たしいとか)かもしれないが、それを誇張してしまったり切り張りしてしまったりして、認知や行動へと歪みはどんどん肥大していってしまう。
こういう自分の駄目な癖は、人生のあらゆる場面で残念なものをばらまくだけでなく、隠れて見えにくいようにすることで生き残ろうとするものだから、まず見つけてやることが大事だ。一度見つけてやっても、見つけたつもりで言葉をつけても中身はすぐにするすると抜けてしまう。だからこまめに現実を見れているかどうかのアジャストをし続けた上で、少しずつそいつが居座りにくいような環境を僕の中で整えてやる。ということをしたい。言葉で言うだけでなく、本当にしたい。
すなわち、自分1人で閉じてしまってぐるぐるとなっている状態、他人や世界とやり取りができている状態、それから他人や世界と接しているのに勝手に自分のつもりを押しつけてしまっている状態。
たぶんこれらは連続体で、イメージで言えば砂粒が多いか少ないかみたいなもんなのだが、あるきっかけを境にして、ざざーっと砂粒が移動するような、そういう動的な展開がしばしば起きる。
誰かとやり取りをしたいと欲して、何度かアプローチをするんだけど相手がまったく反応を返さないとき、ものっそい勢いで砂が動く音が聞こえる。強烈な「閉じる」衝動に襲われる。そっから先は、たとえ相手のことを考えていても自分の頭だけで考えているから、およそ現実とはかけ離れたものになってしまっている。その反応の核は本当に自分にあるもの(さみしいとか、腹立たしいとか)かもしれないが、それを誇張してしまったり切り張りしてしまったりして、認知や行動へと歪みはどんどん肥大していってしまう。
こういう自分の駄目な癖は、人生のあらゆる場面で残念なものをばらまくだけでなく、隠れて見えにくいようにすることで生き残ろうとするものだから、まず見つけてやることが大事だ。一度見つけてやっても、見つけたつもりで言葉をつけても中身はすぐにするすると抜けてしまう。だからこまめに現実を見れているかどうかのアジャストをし続けた上で、少しずつそいつが居座りにくいような環境を僕の中で整えてやる。ということをしたい。言葉で言うだけでなく、本当にしたい。
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0321: ナフタリン中毒患者
父方の祖母と久しぶりに会った。祖母はにこにこしていた。
舞台関連で気になったもの・・・「不等辺三角劇団」(一般人対象のワークショップをしている)、「グラインダーマン」(頭に箱を被ったパフォーマンスグループ)、「ホナガヨウコ」「モモンガ・コンプレックス」(ダンサーとダンスグループ)、「野村誠のポストワークショップ」(特別養護老人ホームでお年寄りと共同作曲)。いずれも未見。
ニトリで買った新生活用品・・・ 水筒(保温保冷対応)、電気スタンド(首がすごく伸びる、電球)、密閉容器4パック(冷凍とレンジ加熱ができる、ご飯用)、2段式ハンガー(着るものは今溢れている)。腕をプルプルさせながら家に持って帰ってさっそく開封する。すると、しまっておいたものを出したとき特有のにおい(たぶん防虫剤の類)が充満して、なんとも言えない快楽的な気分になる。
昨日やったこと・・・岡本(めがね)と待ち合わせ、「劇団鳥公園:おばあちゃんのニワオハカ」(明治時代の日本家屋が会場)を観る、公園の中のこじゃれたカフェでお茶、上野から新宿まで歩こうとして(90分後)四ッ谷で諦める、「劇団掘出者:まなざし」(テキストにすごく拘りを感じた)を観る、博多天神でラーメンをお替りする。なぜだか知らないけど、芝居をやりたくなくなる。
追伸
「外は砂が舞うから、人は服を着ないと生きられない、と思ってる。
「言葉が使えないからといって、やり取りを諦める必要なんてないんだ。
舞台関連で気になったもの・・・「不等辺三角劇団」(一般人対象のワークショップをしている)、「グラインダーマン」(頭に箱を被ったパフォーマンスグループ)、「ホナガヨウコ」「モモンガ・コンプレックス」(ダンサーとダンスグループ)、「野村誠のポストワークショップ」(特別養護老人ホームでお年寄りと共同作曲)。いずれも未見。
ニトリで買った新生活用品・・・ 水筒(保温保冷対応)、電気スタンド(首がすごく伸びる、電球)、密閉容器4パック(冷凍とレンジ加熱ができる、ご飯用)、2段式ハンガー(着るものは今溢れている)。腕をプルプルさせながら家に持って帰ってさっそく開封する。すると、しまっておいたものを出したとき特有のにおい(たぶん防虫剤の類)が充満して、なんとも言えない快楽的な気分になる。
昨日やったこと・・・岡本(めがね)と待ち合わせ、「劇団鳥公園:おばあちゃんのニワオハカ」(明治時代の日本家屋が会場)を観る、公園の中のこじゃれたカフェでお茶、上野から新宿まで歩こうとして(90分後)四ッ谷で諦める、「劇団掘出者:まなざし」(テキストにすごく拘りを感じた)を観る、博多天神でラーメンをお替りする。なぜだか知らないけど、芝居をやりたくなくなる。
追伸
「外は砂が舞うから、人は服を着ないと生きられない、と思ってる。
「言葉が使えないからといって、やり取りを諦める必要なんてないんだ。
0319
昼間は心理面接のスーパーヴィジョンを受けた。
今まで心理面接の進め方について指導して貰っていたのだが、1年間仕事をしていて、半年間SVを受けていて、それ以外というか、それ以前のところで問題があるんじゃねえかと思っていながら、はっきりともせず出してもいいものかと自分で抱え続けていたのを、ようやく持ち出すことができた。持ち出せたことはよかったことで、でもこんなに遅くなってしまったことはとても残念なことだった。
私の持ち続けてきた課題、4月から向き合ってなんとかしてやろうという課題、「1人で抱えこまずに、相談できる人に相談する」。じゃあ、相談したいときに相談できる人が相談できる状態にあるためには何をすればいいかと逆算して考えると、きっとそれは日常から、もっと言えば仕事始めからやることがあるのだ。
夜は新宿で川口の芝居を観に行った。
川口の芝居は、自分のタイプではないのに引きつけられてしまうことがある。
初めは「この人たちなに考えてんだろう?」と離れたところから見ていたが、でもそのうち、「もしかして登場人物たちも同じように、他の登場人物に対して『こいつなに考えてんだろう?』と思いながら、それでも相手に反応したりそうでない自分の感情やら何やらに従って動いているんではないか?」と思うようになった。だから、両想いのシーンでも全然安心できないのだ。
全然まとまらない。そのあと川口と最近見た芝居についてちょっとだけ話して、その評価があまりにも違うので驚いた。なぜそんなになるのかはぜひとも知りたいところだが、それには俺がもっと自分の体験を言語立てたり、筋道つけて話したりできるようにならねばならないのかな。そんなんできる気がしない。
ピーチャム・カンパニー「怒りを込めてふりかえれ」は来週月曜日まで新宿シアターPOOにて上演中です。
今まで心理面接の進め方について指導して貰っていたのだが、1年間仕事をしていて、半年間SVを受けていて、それ以外というか、それ以前のところで問題があるんじゃねえかと思っていながら、はっきりともせず出してもいいものかと自分で抱え続けていたのを、ようやく持ち出すことができた。持ち出せたことはよかったことで、でもこんなに遅くなってしまったことはとても残念なことだった。
私の持ち続けてきた課題、4月から向き合ってなんとかしてやろうという課題、「1人で抱えこまずに、相談できる人に相談する」。じゃあ、相談したいときに相談できる人が相談できる状態にあるためには何をすればいいかと逆算して考えると、きっとそれは日常から、もっと言えば仕事始めからやることがあるのだ。
夜は新宿で川口の芝居を観に行った。
川口の芝居は、自分のタイプではないのに引きつけられてしまうことがある。
初めは「この人たちなに考えてんだろう?」と離れたところから見ていたが、でもそのうち、「もしかして登場人物たちも同じように、他の登場人物に対して『こいつなに考えてんだろう?』と思いながら、それでも相手に反応したりそうでない自分の感情やら何やらに従って動いているんではないか?」と思うようになった。だから、両想いのシーンでも全然安心できないのだ。
全然まとまらない。そのあと川口と最近見た芝居についてちょっとだけ話して、その評価があまりにも違うので驚いた。なぜそんなになるのかはぜひとも知りたいところだが、それには俺がもっと自分の体験を言語立てたり、筋道つけて話したりできるようにならねばならないのかな。そんなんできる気がしない。
ピーチャム・カンパニー「怒りを込めてふりかえれ」は来週月曜日まで新宿シアターPOOにて上演中です。
0319: decoy
ぼくは課題を抱えて生きて
それゆえ危機に直面するのだけど
課題と向き合わずに危機を処理することもできるから
それゆえの危機はまた何度も繰り返しやってくる
危機にやられてしまったほうが
課題と向き合わざるを得ないことがある
しかし、危機にやられてしまうことは
ほかのさまざまなものを失ってしまうことだ
危機にしか目を向けることができないと
やりすごすことばかりを目指してしまうから
いつまでたっても課題と向き合うことができない
抽象-具象のレベルが少し違うだけで
ものごとはおそろしく噛み合わなくなる
人と人とがコミュニケイトするときは
絶妙な精度でそのレベルをチューニングしている
ぼくのチューナーはざらざらしていて
うまく動かない
あきらめたくはない
しかし、絶望や恐怖が肩の後ろで僕を脅かす
世界はすてきなものであふれて、ああ
いるはずなのに
それゆえ危機に直面するのだけど
課題と向き合わずに危機を処理することもできるから
それゆえの危機はまた何度も繰り返しやってくる
危機にやられてしまったほうが
課題と向き合わざるを得ないことがある
しかし、危機にやられてしまうことは
ほかのさまざまなものを失ってしまうことだ
危機にしか目を向けることができないと
やりすごすことばかりを目指してしまうから
いつまでたっても課題と向き合うことができない
抽象-具象のレベルが少し違うだけで
ものごとはおそろしく噛み合わなくなる
人と人とがコミュニケイトするときは
絶妙な精度でそのレベルをチューニングしている
ぼくのチューナーはざらざらしていて
うまく動かない
あきらめたくはない
しかし、絶望や恐怖が肩の後ろで僕を脅かす
世界はすてきなものであふれて、ああ
いるはずなのに
0315*
■
情報が構造化されていないからか、はたまた別の理由からか、
前に自分で書いた記録が使いにくくて憎くてたまらない。
過去の自分と繋がること、未来の自分と手を繋ごうとすること。
の、大事。
読者を想定して、多少の差はあれ基準に沿わせる、というのが俺の課題のひとつ。
■
その性質を取り出して「職人」と呼ばれているという、友人の親友?
のこと。
■
個別支援計画(ISP)の修正案を絞り出すようにしてひとつ提出したら、
今度は別の個別指導計画(IEP)を書かねばならない。
むしょうにペズが聴きたくなる。
私は上手に書くことなどできなくて、それはもう客観的にそうなのであるから、
だから私はせめて上手な(つまり意図が伝わり返事がしやすい)質問をせねばならない。
あるいは少しでも上手になるための方法を足で稼がねばならない。
■
「ねばならない」とか言っていながら、現実の足が止まっているときは、すごく危険。
言葉の牢獄に掴まっちまってる可能性がある。
だっしゅ
情報が構造化されていないからか、はたまた別の理由からか、
前に自分で書いた記録が使いにくくて憎くてたまらない。
過去の自分と繋がること、未来の自分と手を繋ごうとすること。
の、大事。
読者を想定して、多少の差はあれ基準に沿わせる、というのが俺の課題のひとつ。
■
その性質を取り出して「職人」と呼ばれているという、友人の親友?
のこと。
■
個別支援計画(ISP)の修正案を絞り出すようにしてひとつ提出したら、
今度は別の個別指導計画(IEP)を書かねばならない。
むしょうにペズが聴きたくなる。
私は上手に書くことなどできなくて、それはもう客観的にそうなのであるから、
だから私はせめて上手な(つまり意図が伝わり返事がしやすい)質問をせねばならない。
あるいは少しでも上手になるための方法を足で稼がねばならない。
■
「ねばならない」とか言っていながら、現実の足が止まっているときは、すごく危険。
言葉の牢獄に掴まっちまってる可能性がある。
だっしゅ