戯言ヲトメツバキ(完)
言葉にならないものを、少しでも言葉にしようとしていました。
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0110: 眠っているものを
今自分が与えられた課題に、対峙(直面)して、取り組むために、
過去のあらゆる使えるものを使うこと。
やれたのにやらなかったことを残さないこと。
私は 温故知新 という四字熟語が、私の知っている言葉の中でかなり相当好きなのだが、それっていうのは、それというのは、この言葉が、過去から現在に至り未来へと向かう、相当に重要な(黄金な)ものをかすっている(響かせている)からなのではないかと今の私は思う。
数年前に演じた「わが町」という戯曲の序文に書かれている、作者ソーントン・ワイルダーの演劇観についての文章を読んで、そう思った。
新しいものを求めるのも、昔に忘れたことを思い出すのも、そう。
体験は劇的だとしても、意味は抜かれていくから。
統合するということ。
これも繰り返しになるけど、繰り返し確認すべき大事なこともあるのだ。すなわち、
大きな言葉は、そのままでは個人が使うにはスキマが多すぎて勝手が悪い。
愛とか自由とか、コミュニケーションとかアイデンティティとかいう、大きな言葉、
おおよそ誰にだって関係ありそうな言葉というものは、大きすぎるのだ。
このぶかぶかの服を着こなすためには、ある継続的な作業が必要なのだ。
「2001年宇宙の旅」と「愛のむきだし」をDVDで観た。
芸術作品(に限らないけど)は、実際に体験してみないと絶対にわからないものがある。
愛のむきだしを観て、ようやくはじめて、ある種の頭のおかしさに合点が行き始めた。
過去のあらゆる使えるものを使うこと。
やれたのにやらなかったことを残さないこと。
私は 温故知新 という四字熟語が、私の知っている言葉の中でかなり相当好きなのだが、それっていうのは、それというのは、この言葉が、過去から現在に至り未来へと向かう、相当に重要な(黄金な)ものをかすっている(響かせている)からなのではないかと今の私は思う。
数年前に演じた「わが町」という戯曲の序文に書かれている、作者ソーントン・ワイルダーの演劇観についての文章を読んで、そう思った。
新しいものを求めるのも、昔に忘れたことを思い出すのも、そう。
体験は劇的だとしても、意味は抜かれていくから。
統合するということ。
これも繰り返しになるけど、繰り返し確認すべき大事なこともあるのだ。すなわち、
大きな言葉は、そのままでは個人が使うにはスキマが多すぎて勝手が悪い。
愛とか自由とか、コミュニケーションとかアイデンティティとかいう、大きな言葉、
おおよそ誰にだって関係ありそうな言葉というものは、大きすぎるのだ。
このぶかぶかの服を着こなすためには、ある継続的な作業が必要なのだ。
「2001年宇宙の旅」と「愛のむきだし」をDVDで観た。
芸術作品(に限らないけど)は、実際に体験してみないと絶対にわからないものがある。
愛のむきだしを観て、ようやくはじめて、ある種の頭のおかしさに合点が行き始めた。
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0108: 稽古期間中
頭の中が芝居のことでいっぱいになっている。それは狭い意味ではよいことなのだけど、広い意味ではよいことばかりではない。そのあたりがむずかしい。
現在稽古中の座組は出演もする演出家を含めて自分のほかに20人も役者がいるので、それらの組み合わせは膨大なものになる。単純計算で220-1≒100万通りだ。スタンプラリーをしているわけではないが、まだ話してない人がたくさんいる。スタッフを含めるともっとたくさん。
別にそろばんボーイがやりたいのではなく、人数や面子が変わると、話題も俺の喋り方も微妙に変わってくるので、当たり前のようなそのことが感覚レベルでおもしろい。率先して場を盛り上げる人、地味なようで結構狙ってる人、広い視野で稽古場を見ている人、付き合ってるんじゃないかと思うくらい息の合った2人。
新発見のあとは再発見が続いてく。僕は役者経験も知れてるしブランクも長いので、稽古場で他の役者さんから学ばねばならない。演出家の言葉を聞いて自分で考えるだけじゃ追いつかない。ここにはおもしろい人がごろごろしている。
こういうことに出逢えるから、僕は8年も演劇を続けてきたんじゃないかと思う。
もうすぐこの公演についての記事をアップする予定。テンプレDMのコピペは趣味じゃないとか言ってごちゃごちゃいじってたら、だいぶ遅くなってしまった。
現在稽古中の座組は出演もする演出家を含めて自分のほかに20人も役者がいるので、それらの組み合わせは膨大なものになる。単純計算で220-1≒100万通りだ。スタンプラリーをしているわけではないが、まだ話してない人がたくさんいる。スタッフを含めるともっとたくさん。
別にそろばんボーイがやりたいのではなく、人数や面子が変わると、話題も俺の喋り方も微妙に変わってくるので、当たり前のようなそのことが感覚レベルでおもしろい。率先して場を盛り上げる人、地味なようで結構狙ってる人、広い視野で稽古場を見ている人、付き合ってるんじゃないかと思うくらい息の合った2人。
新発見のあとは再発見が続いてく。僕は役者経験も知れてるしブランクも長いので、稽古場で他の役者さんから学ばねばならない。演出家の言葉を聞いて自分で考えるだけじゃ追いつかない。ここにはおもしろい人がごろごろしている。
こういうことに出逢えるから、僕は8年も演劇を続けてきたんじゃないかと思う。
もうすぐこの公演についての記事をアップする予定。テンプレDMのコピペは趣味じゃないとか言ってごちゃごちゃいじってたら、だいぶ遅くなってしまった。
0106: 深呼吸をひとつ。
いつものようにというか、またかというか、ブレブレな日々。
「溜め」がないなぁ、ということを感じる。
欲張りすぎて焦っていることに気づいたというか、「わたし欲張りすぎて焦っているんじゃないか」と言ってみると妙にしっくりしたので、目標を減らしたり具体的にしたり、整理する時間を長めにとってみたり、優先順位の下の方のものを思い切ってばっさり切ってみたり、といった処方箋を書いて実行してみる。そういえば新しい人と継続的に会うのは、8月に学習塾の授業が始まって以来かもしれない。意識の外で長い知人をおろそかにしてしまっているような気がする。気をつけよう。
今年の見通しみたいなものは、見えないなぁ。
4月から先は、なんか膜張ってるみたいにもんすごぼんやりしてる。
擬似恋愛的な逃避は、いいかげんきもちわるいのでやらないようにしよう。
そんな感じ。
「溜め」がないなぁ、ということを感じる。
欲張りすぎて焦っていることに気づいたというか、「わたし欲張りすぎて焦っているんじゃないか」と言ってみると妙にしっくりしたので、目標を減らしたり具体的にしたり、整理する時間を長めにとってみたり、優先順位の下の方のものを思い切ってばっさり切ってみたり、といった処方箋を書いて実行してみる。そういえば新しい人と継続的に会うのは、8月に学習塾の授業が始まって以来かもしれない。意識の外で長い知人をおろそかにしてしまっているような気がする。気をつけよう。
今年の見通しみたいなものは、見えないなぁ。
4月から先は、なんか膜張ってるみたいにもんすごぼんやりしてる。
擬似恋愛的な逃避は、いいかげんきもちわるいのでやらないようにしよう。
そんな感じ。
0103: クライムロックマッスルズ
「赤黄色の金木犀」(フジファブリック)という曲は初めて聴いたが、すぐに好きになった。元から好きだった曲を3つ連想して、しばらくして、戻ってきて、やはり好きになった。
→「赤橙」(ACIDMAN)
→「銀河」(フジファブリック)
→「白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター」(the Pillows)
昨日、小学校の同級生が集まっていたのに行かなかったことを思い出した。
年末に、中高の同級生が集まっていたのに行かなかったことを思い出した。
わっ、
わたしは、最近ブログを書くのが 少しおっくうになっている。
だったら書かなきゃいいのに!
わたしは、なにかを 思い出すことを、とても おそれている。
一体何を? 一体何を!
パズルのピースが成長して、ふくらんでしまったので、もはや枠の中に収まらないのに、無理に押し込めようとしているような、そんな状況が ありまして。ひとつ押し込めて、パチンとやりますと、隣のやつがペコン、とはみ出てくるのでございます。その出てきたやつをつかまえて、押し込めてパチンとやりますと、さっきのやつがペコン、と今度ははみ出てくるのでございます。パチン、ペコン。パチン、ペコン。キリがないのでございます。
わかった風なことばかりブログに書いていても、面白くないのです。
弱音を吐いてばかりいても、面白くないのです。
断片的なことばかりでも、やっぱり面白くないのです。
好きなひとがいるんです。
でも話し方がちっともわからんのです。
話したいことなんてちっとも思いつかんのです。
2009年度はトランジットな年だった。
洗濯機のように万華鏡のように、僕の中身がぐるぐるぶちぶち。吐き出されるもの、並び変えられるもの。新しく始まるもの、新しく始まることを約束するもの。
ほいで、年明けからは、回転数のギヤが一段跳ね上がる気がするんだ。
跳ね上げる気でいるんだ。
→「赤橙」(ACIDMAN)
→「銀河」(フジファブリック)
→「白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター」(the Pillows)
昨日、小学校の同級生が集まっていたのに行かなかったことを思い出した。
年末に、中高の同級生が集まっていたのに行かなかったことを思い出した。
わっ、
わたしは、最近ブログを書くのが 少しおっくうになっている。
だったら書かなきゃいいのに!
わたしは、なにかを 思い出すことを、とても おそれている。
一体何を? 一体何を!
パズルのピースが成長して、ふくらんでしまったので、もはや枠の中に収まらないのに、無理に押し込めようとしているような、そんな状況が ありまして。ひとつ押し込めて、パチンとやりますと、隣のやつがペコン、とはみ出てくるのでございます。その出てきたやつをつかまえて、押し込めてパチンとやりますと、さっきのやつがペコン、と今度ははみ出てくるのでございます。パチン、ペコン。パチン、ペコン。キリがないのでございます。
わかった風なことばかりブログに書いていても、面白くないのです。
弱音を吐いてばかりいても、面白くないのです。
断片的なことばかりでも、やっぱり面白くないのです。
好きなひとがいるんです。
でも話し方がちっともわからんのです。
話したいことなんてちっとも思いつかんのです。
2009年度はトランジットな年だった。
洗濯機のように万華鏡のように、僕の中身がぐるぐるぶちぶち。吐き出されるもの、並び変えられるもの。新しく始まるもの、新しく始まることを約束するもの。
ほいで、年明けからは、回転数のギヤが一段跳ね上がる気がするんだ。
跳ね上げる気でいるんだ。
明けましておめでとうございます
肉眼に綺麗な月は携帯カメラに写らない。
今年の目標はまだ考えてません。三ヶ日中に決めたいと思ってます。
途中で修正することになっても、具体的なことを挙げたいな。
今日は父親と初詣に行き、夜はクロムモリブデンの芝居を観た。
演劇はいろんなことができる。から、なんのために演劇をやってるかを考える、
ことは大事。