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 0917

やりたいことは沢山あるのだけど、ほとんど進んでいない。
絞ることが足りてないのかなとは、とても思う。
わたしは空想の中で欲張ってしまうから、能力が追いつかない。
上ばっか見ていて転んでしまう。首も痛くなる。

外から与えられた仕事をこなすのに手一杯というのは正しいけれど、
も少し正確には、与えられた仕事に命を通わすのに手一杯という感じだ。
口に入れたものを噛んで噛んで唾液と混ぜていたら日が暮れた、みたいな。
そしてもうひとつ、生きる中でズレていったからだを戻すのにまた時間がかかる。
ズレる程度は人並みだと思うのだが、少しズレるとすぐ使い物にならなくなる。
多くの人は、元気なときはモリモリと動き、そうでなくてもある程度は機能を保つ。

食生活のバランスが悪いことが、基本的な原動力に響いているのはわかる。
でも、ここから抜ける道が見えそうで見えていない。
道を塞いでいるのは大抵、頭の中にある透明で強固な思い込みだ。
それを破ろうとすると、不安が高まってひどく落ち着かなくなる。
安心を求めて、前の場所に戻りたくなる誘惑がとても強くなる。
ビビり。

やりたいやりたいと言いながら、実はそんなにやりたくないのかもしれない。
現実にやりたいことをやっているらしい人は、よくそんなことを言う。
僕は正直、それはよくわからない。
欲求を強く感じたり、それを表明することに、ブレーキをかけている可能性はある。

折り紙のほとんど白いに近い薄い色を見ると、一瞬気が遠くなる。
高い吊り橋から下を見下ろしたときのように。

わたしは自分が書く言葉が、吐きっぱなしにならないで、回路を通わして、
やり取りしながら変化することをしたいのだが、どうにもうまくいかない。
それにはまずわたし自身が、やり取りしながら変化しなければいけないのかもな。

最近のこのpale toneは、多分見ていて気持ちのよいものではないだろう。
暖かい、血を流すようなものを、探している。
たとえば体を動かして、意識を肉体に降ろしてやる。

*オマケ
ニコニコ動画-Pale Tone 「はるかなる大地の彼方へ」
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 0912: 自動装置の誘惑

金曜日はSVを受けた。
作った資料にはちょっと自信があったこともあり、終わったあとは調子が上がっていた。
そのあと新宿でMU「片思い撲滅倶楽部」を見た。
内容は随分と予想外だった。
指定席が後ろの方だったこととどれだけ関係があるのかということを考えた。

土曜日は塾の指導プログラムを作ってから、職場の人とこじんまりと飲んだ。
また変人自慢というお決まりのパターンに逃げ込んでしまった。
これをしてしまうと、こちらもあちらも反応の範囲がだいぶんと制限されてしまうのだ。
間は持つ(つもりだ)けれど、なぞっているだけで、一期(一会)性が無い。

日曜日は、2つの場所にお邪魔させてもらうのだけれど、
もっとそこの人たちと 自由に関われたら いいなあ。
でもこれは、動詞が過去形になっちゃうくらいの絶望を孕んでいる。
そんなときは大抵、体がこわばって、顔もなんだか怖い顔をしてる。

ときほぐせ。

そんで、新しく知る人と、知っている人の新しいところに、マナコを開こ。
自分ひとりでは見つからない黄金が、見つかる、かも、しれ、ナイ。
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 0910: 二兎を追うものは・・

どうしても関わりが自己中心的になってしまう。
踏み込もうとする方向に道がまったくなくて血の気が引く。

他者に関わるようなことで見込みの少ないことをすることを
ぼくは醜いものだと思って避けてきたのだけれど、
そうやって積もり積もった空白が肥大して、恐ろしいことになっていた。
ということを、ご他聞に漏れず、僕はすっかり気づかずにいたのだ。
そう思って思い返せば、心当たりはいくらでもある。

「ディア・ドクター」を観た。
共同体の生じさせる、漠然とした強烈な、蚊の大群みたいな圧力。と、
と、それを作り出し、それに動かされ、それからずれては戻る、生臭い人間。
がそこにいて、腹の下の下の方でもやもやとするものが残った。
同じ監督の「ゆれる」も観てみよう。
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 0909: お灸の日

重陽の節句だというのに、合宿に行き損ねたあたしは1人で勉強をする。
ロールシャッハテストの9000円もするテキストは見た目ほど重くない。
この本が読みづらいという人は、勉強に向いてないのだと思う。

わたしは自転車に乗ってるときは大概ずっとひとりごとを呟いている。
力を与える演劇とやらの、力を与えるとは具体的にどういうことなのか?
ということについて考えたり、ほかのことを考えたりした。

ジュンク堂で言語療法の棚を覗きみる。
ことばの指導の準備段階で、舌や顎を使うエクササイズを紹介していた。
こういうことを知るのが、鳥肌が立つほど好きだ。
でもわたし、だからって、声が大きくなったり、飛び跳ねたり、目尻が下がったり、
友人にハートやビックリマークの多いメールを送ったりはしないしできない。
だから他の人に、「ほんとは好きじゃないんだろう」といわれると、否定できない。

心理書の新刊のコーナーで、ハエバラ先生の新刊を見つけてしまった。

南池袋の定食屋のサバ定食が手ごろな値段で、ご飯の硬さがとてもよかった。

普段はほとんど映画を見ないので、あまり好きではないと思っていたが、
ツタヤに行くと思いのほか、見てみたいなと思える作品が目に入る。
でもそれが実際に見て面白いと思えるかどうかはまた別の話なんだ。
こないだ見た「ザ・マジックアワー」は期待したほどは楽しめなかった。
今日は「渚のシンドバッド」というDVDを借りてみた。週末に見よう。
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 小石川0909

1「コミュニティ心理学」
2「25歳からの恋愛論」
3「事故と心理」
4「事実に基づいた経営」
5「タバコの社会学」
6「心的外傷と回復」

1は資格試験勉強・地域援助偏。幹となる本に違いないけれど如何せん古いので、新しい本もう1冊でフォローが必要。でもそこまで行けるか?
2は演劇や心理や恋愛のラベルに踊らされて自分に自信がなくなっているがゆえに読みたくなった本。「こういうのを読んでる時点でダメ」というツッコミは半分正しくて半分間違ってる。肥大でなく横断に使えれば有効。仕事帰りの電車とかで読もう。
3と4はヒューマンエラーというか、人間の”腐る”性質への関心から。心理学では新興領域なので、試験対策にはならないが、個人的に面白そう。デズモンドモリスなんかも、試験には出ないが読みたい本。
5は修論の引っ張り。
6は解離からの引っ張り。手を広げる前にパトナムの大著をちゃんと読めと自分に突っ込んでおく。
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