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 0901: くちゅ

「よし、よし。」(科白)
自分の手をまじまじと見つめ、握ったり開いたりしながら、ひとりで頷いている。(行動)
行きつ戻りつしながらも、ちょっとずつ、戻ってきている。(内省)
今日中には80くらいには回復するぞい。(意思)

直接触れ合って力を与えることと、一旦作ってしまえば半永久的に稼動する大きなシステムによって力を与えること。

フィクションに内在する作家の意図。たとえば学校ではしばしば道徳的テーマの伝達そしてそれ以上。その意図を意図的に見せないための工夫。特に芝居における、操り人形の糸。
それから、対人やりとりにおいて具体的な行動や言葉を生み出す背景となるスクリプトという意図。

当人の中で繋がっている(あるいはそのつもりになっている?)ものと、外から見えるもの。伝わる言葉。伝わる非言葉。そのほかの伝わらないもの。

世界中で絶え間なく産まれ続け、世界に満ち溢れている沈黙。無関心による無意図的沈黙。混乱による消極的沈黙。拒絶による積極的沈黙。投影による沈黙の帰属錯誤。沈黙への耐性の個人差。

体言止め、箇条書きではひろえないもの。概念レベル、1。
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 0831: Part of Paradise

仕事先の同期の方がけっこうがっつり臨床やっていて、
帰りの電車で面白い話を聞かせてもらった。
あたしってば冒険話にわくわくする子どもみたいだな。

経験を積むことは大事、とか
表面をなぞっている感じしかしない、とか
自分なりの型がそのうちにできてくる、とか。


わたし数日、中身がゴチャラゴチャラしてたもんで、混乱を抑えるために、
外界を切り離すちゅうか、外との境界を分厚くして、いろいろなものを遮断してた。
これは防衛の引きこもりに含まれるんかしら、ってのは、まぁどうでもいいとして、
ようやくちょっと落ち着いてきた。

遮断してしまっている、僕と誰かの間にある回路がある。
回路は遮断してしまうと、緩やかに、あるいは速やかに、淀んで腐っていく。
すべてが取り戻せることはきっとないけれど、いまからでも息を吹き込んでみよう。
一部はしこりみたいに固まってしまって、もう元には戻らないかもしれない。
それは否認できない。

さあ、具体的なことをするぞ。
なんとなく雰囲気でやってしまわないように。
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 0830: ノイズ

その、旅行から帰ってからというもの、はまる場所が見つからずにうろうろするパズルのピースみたいな焦燥感があったのだが、それは少し溶けて小さくなった。そして土曜日はもちもちと部屋を片付けてから試験の模試の解説授業を受け、日曜日は久しぶりに雨のにおいを堪能したりしながら試験の対策講座を受けた。
色のついたものがたくさん、頭の中を縦横無尽に飛び回って、まるで万華鏡のよう。現実の景色は細かく切り刻まれて、きれいだけどまったくそれ以上の意味を持たないものにばらけていく。やらねばならぬことがたくさんあるのに。やらねばならぬことがたくさんあるはずなのに。
わたしの辞書の中にはいちおう、「がんばる」という言葉と、それに対応する行為のイメージがあるのだけどあるのだけど、それはたぶん、わたし以外の人が使っている、「がんばる」という行為とはだいぶ異なっているのだろうと思う。きれいなもの。ずるいもの。欲しくても、欲しいとなんか言えやしないこと。腹の奥がシクシクするけど、空腹とは違うもの。笑う顔が怖いひと。日本語だけれど意味がまったく入ってこないことば。

部屋の空気を、ラジオの音で埋めることを覚えた。
かさかさしていて、冬のよう。
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 0827-0828

 なごやん に いってきました。

ブックオフと古本屋を計4軒ハシゴして、漫画本を11冊買ったよ。
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 0825: 回路

水の通う回路に濁り水。

2日前はまるでステーキみたいに食べごたえのあった大ぶりの茄子の残り半分が、今日帰ってみたら台所でとても悲しい姿になっていた。ほうれんそうも所々に色の濃い染みができている。夏の暑さをナメてはいけないっていうこともそうだけど、回路が止まってしまうと、こんなふうになっちまうんだ。
人から見れば、それは取れたて新鮮野菜なのだけど、それらはまさに、その生きる回路をぶった切られたものたちなのだ。
ごめん。
だめな部分は取って捨てて、無事だった部分は今晩食べよう。

暇な時間はもっぱらブックオフと100均に費やす僕なのだけど、少し視点を拡げてみると、ちらほらと問題が耳から入ってくる。すなわち、著作者に印税が入らないこととか、使い捨てのゴミが増えること。自分がやっていることにどんな意味があるのか、ちゃんと知っておきたい。

月曜日は塾の仕事があって、その後は福島で働いてる先輩たちと飲んだ。お世辞かもしれないきっとお世辞だろうけどそれでも嬉しいにやけてしまう話を聞いた。僕はやっぱり、残滓を食べて生きている感じがすごいする。
恋愛で、自分に無いものを相手に求めるという傾向について、自分はそんなことないと思っていたけど、そんなことが自分に全然あったことに気づいた。僕が好きになる人は一言で形容しようとすると変な人が多いのだけど、共通点はそれだけでなかった。20歳を過ぎてから好きになった人はみんな、志のようなものを感じた人。僕の場合、尊敬が入口になっているんじゃないか。そして、それはどうなんだ。っていうのは、「憧れは理解からもっとも遠い」と言っていた藍染元隊長的な意味とかで。

と。
分析モドキの発言が段々見境なく増えてきたので、ここらでちょっと自重しよう。目玉が内側に向きすぎてめりこんでる。外が現実が見えなくなるよ。もっと潤滑にぐるぐる動いて、外にも内にも焦点ピタリと合わしられるようになりたい。とかいう発言自体が既に相当内向きだ。ぬぬぶぶ。
おいしい食べ物のこと、明日の仕事のこと、ナゴヤ行きバスの待ち合わせ場所のこと。ほら、外には放置してた沢山のものごとが山積みだ。


つづきはこちら
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