戯言ヲトメツバキ(完)
言葉にならないものを、少しでも言葉にしようとしていました。
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0815
「ベランダと夏の空気、あるいは青春小僧。」
さっき楽しくない話を書いたので、楽しい話も書こうと思う。
風呂に入ろうとしたらタオルが無かったので、2階のベランダに干してあったのを取り込んだ。自分が今住んでいる離れと、裏庭が、いつもと全然違う角度から見えた。隣の家の屋根も見えた。空は暗く青い濃紺色で、雲が薄く引き延ばされてかかっていて、月は大体丸くて、光っている点は多分星だ。夜風は肌に柔らかくて、突然ちょっとだけ強くなったりするのも心地いい。風はまた静かで控え目な音色を繰り返し奏で続けているのが耳に響いて、サンガツの音楽のようだ。ドラムンベースが響き渡る。
このベランダで、誰か好きな人と話ができたら最高だろうなと思った。これはもしかすると、僕はこの体験をその人と共有したい、あるいは共感したいと思っているのかもしれない。この心地よさを伝えたい、その人にもこの心地よさを味わってもらいたいと思っているのかもしれない。こんなことを今更発見する僕は、子供のように今この世界と関わっているのだろう。そういうことを、僕はいつでも思い出せるようでありたい。
僕は最近の夏の夜の空気がとても好きで、この空気の中で沢山汗を掻くのも好きだ。夏はあまり好きじゃない季節だと思っていたが、思ったよりそうでもない。しかし昼間の内臓えぐられるような暑さは好きにはなれそうにない。汗がべとつくのは好きではないけど、冷房の効いた部屋で汗をかさかさに乾かしてしまうのは好きだ。汗がそもそもべたべたでなくてさらさらならば言うことない。
花火を見たいと思っている。できれば火薬のにおいがするところがいい。だから、花火大会も悪くないが、もっとドンキで買ったりした、何人かでやるやつの方がいい。あんまりそういうことはしたことがないので怖気づいてしまうが、思い切って、友人だと思ってる知り合いを何人か誘ってみたりしてもいいのかもしれない。きっと酷く慣れないことをするから、しどろもどろになってしまうんだろう。それでもいいかと少し思える僕がちょっとここにいる。
さっき楽しくない話を書いたので、楽しい話も書こうと思う。
風呂に入ろうとしたらタオルが無かったので、2階のベランダに干してあったのを取り込んだ。自分が今住んでいる離れと、裏庭が、いつもと全然違う角度から見えた。隣の家の屋根も見えた。空は暗く青い濃紺色で、雲が薄く引き延ばされてかかっていて、月は大体丸くて、光っている点は多分星だ。夜風は肌に柔らかくて、突然ちょっとだけ強くなったりするのも心地いい。風はまた静かで控え目な音色を繰り返し奏で続けているのが耳に響いて、サンガツの音楽のようだ。ドラムンベースが響き渡る。
このベランダで、誰か好きな人と話ができたら最高だろうなと思った。これはもしかすると、僕はこの体験をその人と共有したい、あるいは共感したいと思っているのかもしれない。この心地よさを伝えたい、その人にもこの心地よさを味わってもらいたいと思っているのかもしれない。こんなことを今更発見する僕は、子供のように今この世界と関わっているのだろう。そういうことを、僕はいつでも思い出せるようでありたい。
僕は最近の夏の夜の空気がとても好きで、この空気の中で沢山汗を掻くのも好きだ。夏はあまり好きじゃない季節だと思っていたが、思ったよりそうでもない。しかし昼間の内臓えぐられるような暑さは好きにはなれそうにない。汗がべとつくのは好きではないけど、冷房の効いた部屋で汗をかさかさに乾かしてしまうのは好きだ。汗がそもそもべたべたでなくてさらさらならば言うことない。
花火を見たいと思っている。できれば火薬のにおいがするところがいい。だから、花火大会も悪くないが、もっとドンキで買ったりした、何人かでやるやつの方がいい。あんまりそういうことはしたことがないので怖気づいてしまうが、思い切って、友人だと思ってる知り合いを何人か誘ってみたりしてもいいのかもしれない。きっと酷く慣れないことをするから、しどろもどろになってしまうんだろう。それでもいいかと少し思える僕がちょっとここにいる。
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