戯言ヲトメツバキ（完）

落ちたり登ったり、沈んだり浮かんだり、折れたり伸ばしたり。
喋ったあとで後悔するなら、喋らなきゃいいのに。とか、とか、とか。
僕は理由もなく（あるのだけど、どうしようもなく）イライラしている。
焼きたてのパンを食べるのは幸せだけど、収まりはしない。
でも焼きたてのパンを食べるのは幸せだ。
濃い目のあったかいカフェオレをちょっと好きになった。
家で淹れられるようになりたいと思う。

間違ってたと後から気付いても、それを認められないことはあるし、
認めちゃいけないこともある。
思うがままに言葉。

ラウンジは人で賑わってたかと思うと、誰もいなくなっている。
暖房が効きすぎた、カップラーメンのにおい。窓を開けない。
食堂は人の会話で埋め尽くされている。１限の教室も同じ。
静かなところを探してさまよう。寒い。雨。

彼女に気を使いながら質問をする。黙ってりゃいいのに。
彼女の声を聴くのは意外と好きなのかもしれない。
彼女ってのは第三者の女性で、昨日の彼女とは別の人。
そんなことにとらってる時点で既に何かがいけてない。

やっとライブ講義Ｍ-ＧＴＡを最後まで、意味を伴って読めた。
最初はもう忘れている。論文提出までの時間は全然無くなっている。
僕は選択を迫られる。
生きているうちは、常に選択を迫られている。
そしてそれはそうでないのよりは幸せなのかもしれないが分からない。

「空気の読み方」ブックオフで読む。所々響きながら、大概は指から漏れ出る。
今の僕の感受性の次第。
後輩から教えてもらったヴィゴツキーの本は思ってたよりも分厚くて本棚に戻す。
体系的に学ぶということは「ムラの無さ」を包含する概念で、プロの要件と思っている。
加わってるものは、足りなくても、足りないものとそれが近い将来埋まるという見通しだ。

心がかたくなっている。
エヴァーラスティングプロジェクト。

フロウ フユウ フワ フラ フゥ フフフ
虹ヶ原ホログラフと、ブギーポップと、マグノリアと、ナイロンの岸田のと、三谷幸喜と、チュンソフトの町。

居眠りと社会人。
能楽というものを見てみる。
後楽園で警察官にリュックの中を改められる。