戯言ヲトメツバキ(完)
言葉にならないものを、少しでも言葉にしようとしていました。
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0603b
・耳たぶが熱い。どうしてこんなに、揺さぶられるのだろう。この問いにしっくりくる言葉をあたしはまだ見つけていない。空白のポケット。■■そしてわたしがこんなに自覚的なのと対照的に、きっと彼女は驚くほど無自覚なのだ。悪いとかいいとかではなく(苛々はするが)、無自覚なのだ。■■そしてきっと、その無自覚さゆえにぼくは更に揺さぶられるのだろう。■■一旦、脇に置くと決めたのに、全然。でも多分それは、気持ちに ふた をするようなもので、地面の下では地下水流が変わりなくごうごうと、暴れっている。■■そしておいらは日記を書く。JINROを飲みたいが、本が読めなくなるのでやめておく。しかし耳たぶが熱い。
・もくもくとM-GTAの本を咀嚼し反芻し唾液と混ぜて舌で転がし汁を吸い歯で磨り潰し時に飲み込み時に胃から戻って来てはまた飲み込んで、という作業を1日延々とやっている。食べるということは最終的には飲み込むということに至り、それまでになかったものを取り入れて僕は少し別のものに変わる。ただ新しいものが居場所を見つけるだけでなく、それまでにあったものもそれによって多少なりとも影響を受けて変化する。連鎖が起こる。しかしその変化の波は、どこかにある壁に阻まれてそこで止まる。その先には伝播しない。そうすることによって僕は自分の中に壁があることを知る。調子のいい時は、壁がどこらへんにあるかも大雑把にわかる。最近は一人称に僕が多い。
・もくもくとM-GTAの本を咀嚼し反芻し唾液と混ぜて舌で転がし汁を吸い歯で磨り潰し時に飲み込み時に胃から戻って来てはまた飲み込んで、という作業を1日延々とやっている。食べるということは最終的には飲み込むということに至り、それまでになかったものを取り入れて僕は少し別のものに変わる。ただ新しいものが居場所を見つけるだけでなく、それまでにあったものもそれによって多少なりとも影響を受けて変化する。連鎖が起こる。しかしその変化の波は、どこかにある壁に阻まれてそこで止まる。その先には伝播しない。そうすることによって僕は自分の中に壁があることを知る。調子のいい時は、壁がどこらへんにあるかも大雑把にわかる。最近は一人称に僕が多い。
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