戯言ヲトメツバキ(完)
言葉にならないものを、少しでも言葉にしようとしていました。
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0622
● 一昨日のこと
・toi presents 「あゆみ」を観る。「ネタバレは終演まで控える」というルールに則って、感想は遅延する。この「ネタバレ」という言葉は原義とはもはやズレてきているのだが、便利だし大体伝わるので使っている。そういうような言葉の使い方が、ある現象を形作っている。
・そんなわけで同級に出会って少し話した。「なんだかこの人、ともさかりえに似てきたなぁ」と思っていて(僕はともさかりえが好きなので)、それを言い忘れたのだが、別に言い忘れてよかった。その人は僕は俳優としても人間としても素敵な人だと思っていて(密かに「神様」などと呼んでいた)、しかし彼女の話しぶりを聞くに彼女の中で僕は人への思いやりが皆無な人間らしくて、別にこの2点が関連している必然性はまったくないのだが、前者によってあったはずの喋る気力が後者によってなんだか消し飛ぶ。別に消し飛ばなくてもいいだろうなーとはちょっと思う。ある種の「俳優が備える言葉の鋭さ」に直面して、レパートリーの少なさが発現している場面なのかもしれない。あとまあそれ、忘れかけていた、というかすっかり忘れかけていた、昔の僕の有り様と、それと地続きになってる存在である今の僕の有り様を思わねばならないということ。あとテーマとしては、「脱・神格化」かなー。応用はそれなりに利くと思う。
● 昨日のこと
・外部実習。意気込みは高かったが、集中力はむしろ若干低めだったんではないかと思う。理由もわからずイライラするものが多い。空回りってほどでもないから副作用なのかもしれないけど、とかく胸を騒がす。大学院の飲み会も、学部時代の飲み会も、どっちも出ずに、ツタヤに寄って家に帰る。閉じつつある扉、あれどこいくの。
・あーあと、自分の中に凄い衝撃を伴った体験に対するラベル付けのラベル名についても少し疑った方がいいかもしれない。というのはただの負け惜しみなので簡単に。
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・toi presents 「あゆみ」を観る。「ネタバレは終演まで控える」というルールに則って、感想は遅延する。この「ネタバレ」という言葉は原義とはもはやズレてきているのだが、便利だし大体伝わるので使っている。そういうような言葉の使い方が、ある現象を形作っている。
・そんなわけで同級に出会って少し話した。「なんだかこの人、ともさかりえに似てきたなぁ」と思っていて(僕はともさかりえが好きなので)、それを言い忘れたのだが、別に言い忘れてよかった。その人は僕は俳優としても人間としても素敵な人だと思っていて(密かに「神様」などと呼んでいた)、しかし彼女の話しぶりを聞くに彼女の中で僕は人への思いやりが皆無な人間らしくて、別にこの2点が関連している必然性はまったくないのだが、前者によってあったはずの喋る気力が後者によってなんだか消し飛ぶ。別に消し飛ばなくてもいいだろうなーとはちょっと思う。ある種の「俳優が備える言葉の鋭さ」に直面して、レパートリーの少なさが発現している場面なのかもしれない。あとまあそれ、忘れかけていた、というかすっかり忘れかけていた、昔の僕の有り様と、それと地続きになってる存在である今の僕の有り様を思わねばならないということ。あとテーマとしては、「脱・神格化」かなー。応用はそれなりに利くと思う。
● 昨日のこと
・外部実習。意気込みは高かったが、集中力はむしろ若干低めだったんではないかと思う。理由もわからずイライラするものが多い。空回りってほどでもないから副作用なのかもしれないけど、とかく胸を騒がす。大学院の飲み会も、学部時代の飲み会も、どっちも出ずに、ツタヤに寄って家に帰る。閉じつつある扉、あれどこいくの。
・あーあと、自分の中に凄い衝撃を伴った体験に対するラベル付けのラベル名についても少し疑った方がいいかもしれない。というのはただの負け惜しみなので簡単に。
0620: あああああああああああああああああああああああああああああああ(入力可能文字数を超えています)
・今、僕の周りに薄い膜のようなものが貼られて、外界や内界と意識の間の疎通性が低くなっていて不快。しかしこれはアクションよりもリアクションとして存在していて、その原因の方がよっぽど致命的なのだ。僕はいまだかつてないという程でもないが、それなりで新鮮な危機に立っている。「危機」は「チャンス」と読んでも別に構わない、暗い死す。
・もっそ、ものっそい、ものゴッすい速度で勢いで回っ廻ってる。凄い…速さ速度でグルグルに掻き混ぜられてる、のは僕の内部。胃や腸や腎臓や肝臓や心臓や肺や膀胱などの内臓それ自身「ではなく」、それらと対応している心理的な構成概念だ。概念が乱暴にぐちゃぐちゃに擦り潰されて引き千切られて捻り込まれて吹き飛ばされる。赤色と黒色の縦横無尽な塊の中に油色と白色のツブツブが浮かんだり沈んだりする。穴が開いたら口になり、吼えるあるいは飲み込む。僕の中身だったものは、酷い肉塊に変形してまだなお暴れ続けている。…早く、新しいそれよ、再生してくれ。あるいは、ううう。
・多分これを読んで、「またいつものやつか」と思う人がいるだろう。狼、少年。でもまぁ多分、それは大体正しい。逆説的自己成就的予言。なんとか乗り切れたら、周りのみんなのお陰。(あぁ、だりぃ。)
・もっそ、ものっそい、ものゴッすい速度で勢いで回っ廻ってる。凄い…速さ速度でグルグルに掻き混ぜられてる、のは僕の内部。胃や腸や腎臓や肝臓や心臓や肺や膀胱などの内臓それ自身「ではなく」、それらと対応している心理的な構成概念だ。概念が乱暴にぐちゃぐちゃに擦り潰されて引き千切られて捻り込まれて吹き飛ばされる。赤色と黒色の縦横無尽な塊の中に油色と白色のツブツブが浮かんだり沈んだりする。穴が開いたら口になり、吼えるあるいは飲み込む。僕の中身だったものは、酷い肉塊に変形してまだなお暴れ続けている。…早く、新しいそれよ、再生してくれ。あるいは、ううう。
・多分これを読んで、「またいつものやつか」と思う人がいるだろう。狼、少年。でもまぁ多分、それは大体正しい。逆説的自己成就的予言。なんとか乗り切れたら、周りのみんなのお陰。(あぁ、だりぃ。)
0619
簡単に。?
・睡眠不足をある程度以上引っ張りつつ小学校。良いこと悪いこと。爆発モードや興味津々モードの時の対応が、仮にひとつ見えたような気がする。
・その後、幾つかの自販機をスルーして黒豆茶を買い、コンビニでサンデーとマガジンとチャンピオンとヤングジャンプとワンピ50巻の一部だけを読み、電車では座ることができず、茗荷谷で、小石川図書館に「 」の本を探そうと思って行ったら月に1度の休館日で、 、ぁ、マックに寄ろうと思ったけどめぼしいものが見つからず、やめて、コンビニで糖分、かりんとうとかなんか糖分、買って帰ろう(うちには甘いものがほとんどない)と思ったら、デイリーヤマザキ(デリヤマ)は改装中、 、ポロロッカに寄る気力、が閾値を越えず、そのまま帰っ、た、ら、 、 、あーりえないことに、芝居を寝ブッチしてしま、ううううう。
0618
・朝の実習。この人は凄いと密かに思っている同期の人に「置いてかれてる感じがする」と言われてびっくりする。自分に対する自己と他者の認識の違いがなぜ生じているのか考えるのがひとつ。彼女がなぜその時、「置いてかれてる感じがする」なんて言葉を言ったのか考えるのがもうひとつ。
・結局今日も観に行く。やっぱり混線するが、昨日よりは観られる。比較という認知的作業は、それがとても重要な場面は勿論あるのだが、演劇鑑賞においてはそうでもないことが多い気がする。それよりはネイキッドな受信アンテナにキャパを注ぎたい。とか考えながら、観る。そして打ち上げに参加して、なんか話す。終電を(わざと)逃して、始発で帰る。
・話したことは、僕としてはあまり上手く行かなかった気がしてる。僕は多分話す気があって、彼女は聞く気があったと思うのだけど、その間に媒介として、うまい方法が欠落してるとコミュニケーションは成功しない。多分そのパターン。彼との話は、やや急いだが、ひとつの考えだけは伝えることができた。幽霊と抱えるものの話。ただ今回の芝居とそれがどう繋がるかは、実はもくそも、仮説レベルであって実際感覚レベルで繋がるとこまで行っていない。
・なぜ?と問うことや、言いたくてしかたないことを言うことが時にもの凄く傲慢になりえることを僕はもっと自覚しなければならなかったし、ならない。特に僕が先輩で、相手が後輩だったら、「あなたの言ってることはとても傲慢だよ」と言うのはやっぱり難しい。僕が気付かなきゃならんのだ。
・眼鏡の彼との哲学遊びは楽しいけれど、やりすぎたら飽きた。満足する水準が僕は随分とこれについては低いらしい。というか、次のステージへの移行を要求されたのに、脳みそはついていけなかったのだ。
・結局今日も観に行く。やっぱり混線するが、昨日よりは観られる。比較という認知的作業は、それがとても重要な場面は勿論あるのだが、演劇鑑賞においてはそうでもないことが多い気がする。それよりはネイキッドな受信アンテナにキャパを注ぎたい。とか考えながら、観る。そして打ち上げに参加して、なんか話す。終電を(わざと)逃して、始発で帰る。
・話したことは、僕としてはあまり上手く行かなかった気がしてる。僕は多分話す気があって、彼女は聞く気があったと思うのだけど、その間に媒介として、うまい方法が欠落してるとコミュニケーションは成功しない。多分そのパターン。彼との話は、やや急いだが、ひとつの考えだけは伝えることができた。幽霊と抱えるものの話。ただ今回の芝居とそれがどう繋がるかは、実はもくそも、仮説レベルであって実際感覚レベルで繋がるとこまで行っていない。
・なぜ?と問うことや、言いたくてしかたないことを言うことが時にもの凄く傲慢になりえることを僕はもっと自覚しなければならなかったし、ならない。特に僕が先輩で、相手が後輩だったら、「あなたの言ってることはとても傲慢だよ」と言うのはやっぱり難しい。僕が気付かなきゃならんのだ。
・眼鏡の彼との哲学遊びは楽しいけれど、やりすぎたら飽きた。満足する水準が僕は随分とこれについては低いらしい。というか、次のステージへの移行を要求されたのに、脳みそはついていけなかったのだ。
0617b
・コンタクト。放っておくと肥大する≒フロートしていく心的現実を修正する≒元の形を維持するためには、実物を直視するのが一番効く。会って見て見られて話して聞いて話して聞いて、同じようなものを見て聞いて、同じような目的地と方向に向かって歩く。コンタクト。感じること、考えることは多分全然違う。
・またまた面白そうな人に出逢ってしまう。したら、可能な接点を丁寧におさえて、心的なものを注いで、湧き上がるものを味わってみよう、まずは。
・甘の子の紙風船。自身の役者体験や彼女への個人的な思い込みの所為で、作品と混ざるノイズが区別できない。混線しまっぱくり。一番率直に思ったことは、面白かったとかどうたら、こうたらではなく、「あぁもっと見ていたいなぁ」的なものなのかもしれないと思う。だからこそ僕は明日も観に行くかもしれないし、行かないかもしれないし、そうしたところで30分伸びるだけだし、そこで終わることは決まっているのだが、もしかしたらあと30分観たら僕は満足できるかもしれない。もちろんできないかもしれないし、そもそも不満を感じてなどいなくて、それゆえに満たされることがないのかもしれない。
・豚丼の特盛をかっ喰らって、胸ポケットのキャラメルを口に放り込んで、さっさと風呂に入ってあったかいうちに寝る。そんで風邪を治すのだ、とりあえず。
・またまた面白そうな人に出逢ってしまう。したら、可能な接点を丁寧におさえて、心的なものを注いで、湧き上がるものを味わってみよう、まずは。
・甘の子の紙風船。自身の役者体験や彼女への個人的な思い込みの所為で、作品と混ざるノイズが区別できない。混線しまっぱくり。一番率直に思ったことは、面白かったとかどうたら、こうたらではなく、「あぁもっと見ていたいなぁ」的なものなのかもしれないと思う。だからこそ僕は明日も観に行くかもしれないし、行かないかもしれないし、そうしたところで30分伸びるだけだし、そこで終わることは決まっているのだが、もしかしたらあと30分観たら僕は満足できるかもしれない。もちろんできないかもしれないし、そもそも不満を感じてなどいなくて、それゆえに満たされることがないのかもしれない。
・豚丼の特盛をかっ喰らって、胸ポケットのキャラメルを口に放り込んで、さっさと風呂に入ってあったかいうちに寝る。そんで風邪を治すのだ、とりあえず。