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 人生思った通りにゃいかないけれど

去年の忘年会で先輩職員の方がこんなことを話していた。
旦那になる人に必要なのはただひとつ、「何があっても奥さんを守る、という強い意志」だ、と。
その言葉自体、フェミニズム的な観点からはいろいろと突っ込みようはあるのだろうけどそれはおいといて、その言葉はとある思想・価値観の核心をよく突いているなぁと思った。

わたしは大切なわたしの家族のために、いま何ができるだろう。
大切な人がピンチになっているとき、把握できる範囲でその状況と、自分の能力と、相手と自分の関係性を鑑みて、何ができるか、何はすべきでないか、あるいはできないか。真剣に考え、その遂行に全力を注ぐ。
正解は誰も教えてくれない。裏目に出るかもしれない。当人に喜ばれないかもしれない。自分のやるべきことにしわ寄せが行くかもしれない。
でも。

意識が変わると、世界は変わって見える。
今までまったく気にしてなかったものが役に立つこともあるだろう。思いもよらなかった人に助けてもらえることもあるかもしれない。
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 現実を見る力を鍛える

それは、わたしが長いスパンでできるようになりたいこと。
そのために今日からでも続けてやらねばならないことがきっとある。

近年の日本の大学進学率が上がってきて、50%程度だという話を初めて聞いた時、
正直言って、「そんなに低いの?」と感じた。
それはつまりその時の僕は、大学に行かずに働いたり、浪人以外の理由で
大学に行かない・行けない人のことを、考えたことがないとは言わないまでも、
実際よりはだいぶ少なく(軽く)見ていたのだろう。
気持ちマシになったといえ、今でもあんまりそれは変わらない。

ちきりん最初の職業選び」を読んで思ったのだけど、今まで体験してきたことによって
強力にこびりついてバイアスが、自分と異なる人と関わる時にはすごく摩擦を起こすから、
もし大きな調和を目指すならば、それらのバイアスを相対化していかねばならん。
それは今の仕事を続けることで、ある範囲では自動で達成されるのだろうけれど、
別の範囲についてはむしろバイアスが強化されてしまうような予感がしている。
だからその流れに逆らって、動き、バイアスを相対化する経験を取りこんでいく必要がある。

今の自分の枠組みを部分的に壊しながら、それでも全体的に発展していくというのは、
右を向きながら左を向くことを課しているようで、正直どうしていいか途方に暮れてしまう。
できるんだろうか、やれたところで意味があるんだろうか、と、足を引っ張る声も聞こえる。
僕が人と関わることをきちんと考えたことが20歳過ぎるまでほとんどなかったということが、
ハンデになっていることはもちろんあるんだろうが、後悔してもどうもならんからなあ。
うーむ。
という、ぐだぐだでオチもなんもないつぶやきでした。
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 初更新

あけましておめでとうございます。
今年も特に変わりなく、ぐだぐだと更新していこうと思います。
お付き合いいただければ幸いです。

メモ
・年末年始は帰省して、家族と食事をしたり、ハウスキーピング系の家事をしていたら終わった。
・父親に対する反感が強くなっているけれど、これは自分になにか反射のスイッチが入っているな。
・他人がブログなどで2010年のまとめや2011年の抱負を語っているのを読むのは好きなのだが、どうにも自分がそういうものを書くことにはいまだに斥力が働く。作業自体はやるつもりなのだがって既に遅いけど。
・年賀状と歴史や慣習のことをちょっと考える。クリスマスのことをちょっと思い出す。
・発達障害という概念について、学問する対象として、支援する対象として、知人に関することとして、自分に関することとして見るのでは、それぞれ見やすい場所や見えにくい場所が異なっている。さてどうしようか。
・特定の誰かについてある気持ちが強まりすぎていて、こりゃよくないなと思い、ガス抜きをしようと思ってやったことが今のところ効を奏している。引き続き経過を見ていきたい。
・範宙遊泳の年賀DMが素敵すぎて、わざわざ北海道から見に行こうという気が湧いてくる。偶然カムヰの公演も同じ週にやってることが発覚したので、もう既に自分の中で結論が出てしまった。
・今年の目標は、心理のプロの端くれになることと、行政のプロの端くれになること。ほか。
・北海道の自宅に戻ってくる。大掃除していてよかったと本当に思う。

追記
・ほいで2月の頭はひょっとこと子ども会なんだなー。ぬむむ。
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 2010、僕らの町に今年も雪が降る


身体のメンテを済ませてから、ばたばたと大掃除をやっている。
今日から6日間くらい、東京に帰省する。
はじめての帰省。

こないだ書いた、「人と関わることによる変化の危うさ」について補足。西尾維新の小説、人間シリーズ最終4巻をちょびちょび読んでいると、引き込まれるような感じはないけど、なにか小骨が喉に引っかかるような感覚がある。それを言葉にしようとして、まだあまりうまく行っていないのがこれだった。他者と出会ったとき、なにが起きているのか。投げかける問い(拡げる風呂敷)が大きすぎて、ちっとも回収できやしない。
職場の色んな部署を転々としながら、うちの会社の仕事のバリエーションを見学させて頂いているのだが、今年最後の部署は楽しすぎた。帰省中のお土産に「アスペルガー症候群 就職支援編」という本を貸して頂く。経験が溜まり、日々入ってくる情報も多くなってくると、他人事にせざるを得ない(コミットできない)領域がどんどんたくさん出てくる。そういった埋もれている灰色の中に突っ込んでいって、まだはっきりと名前がついていないようなやり方で、黄金や、黄金に至るようなものを掴みとりたい。生理的に切り離したくなる動きを認めた上で、できる範囲でバーサスする勇気を形にするのだ。
珍しくもないことを、私はわざわざ変な言葉を使って表現するくせがある。
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 月食は見れず

自分の伝えたいことを他人にわかってもらうのには訓練が必要」(発声練習)
説明できるようになるための第一歩」(発声練習)

・平田オリザの本や、内田樹の本でも読んだ気がする、「前提をあまり共有できない他者との意志疎通」についての話。多分、意志疎通という目標を表す言葉の意味さえ相手とその関係性によっては変わってくる。苦手なことは見えないように眼球の裏側においやってカルシウムで覆ってしまう性質が僕ら人間にはあるから、それを踏まえてこれとどう向き合うかが肝要。僕は他人と話せるようにはなりたいと思うが、それを押しのけている別の欲望があるのもまた事実。

・昨日はすごく淋しいことになるかと思いきや意外とそうでもなくて我ながらびっくり。新しいことをやってみると、どんなことでもそれなりに発見がある。深夜1時すぎに岡本と電話で少し話す。
・人と関わって、視野が広がったと感じたり、モデルや反面教師を見つけたと感じたりして、自分がなにか学んだように思うようなできごとは、大切なのだろうけど、それは時々危ういんだろうなと思う。人には多分準備性(英語でレディネスだかアフォーダンスだか)というものがあって、同じような経験をしてもそこから変化が生じる場合と、スルーされてしまう場合がある、という考え方を僕は好んで信じている。しかしそれは逆に言えば、学ぶ内容を既にこちらが決めていて、それに引っかかったものだけを都合よく引っぺがして自分のものにしているんではなかろうか。そんな風に悪めの書き方をしてもなお、その行為の重要性はちっとも否定され得ないように感じるが、その穿った見方を入口にして、その行為・現象が引き起こしうる「香ばしいもの」(よくない意味)についても想像の液体を沁み渡らせることをしたい。
・自分を信じることと疑うことのバランスって本当に難しい。
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