戯言ヲトメツバキ(完)
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0306: 返却ポスト
やはり、建前ばかりが目について、何がやりたいが見えてこない。
それともあれは建前なんかでなく、あれが彼らのストレートなのか。
僕が見えてないだけなのかな。他のM2にはどう映ったのか、訊けばよかった。
早すぎる返事にさえ少し苛立つ自分を見て、過敏になってるのかと思う。
常識ってのは、わからない。人間てのも、わからない。
ジル子さんに親切にするのが楽しくて堪らない。
子供のような恋をしている件について。
展開の余地がないならば、せめて好意だけでも展開させたい。
固まっちまうのは、嫌っす。
メールボックスに、前に貸した本が入っていたのを見つけて
いらっとして、がくっとなった。
彼女なりのやり方で、ピリオドが打たれていたような気がした。
多分それはとっくの昔に終わっていたのだろうから、今更どうしようもなくって。
趣味は最後まで合いそうで合わなかったなぁ、と思ってる。
0304: ぼっち
当事者意識を持つってのは、重要だ。
実際やられてみると、こんなに揺さぶられる。
無責任なアドバイスなんて、響かない響かない。
きょうだいのはなし。
かかりつけの歯医者に定期健診に行って、なんだか沢山雑談をする。
歯ブラシを10本買って帰る。
図書館で「UNTITLED」と「女のケモノ道」を借りて読んで、
髪の毛を切って貰って、シャワーを浴びていたら突然、
「風俗で童貞を捨てる」という着想が浮かぶ。
こんなこと考えたの初めてだ。なんなのだこりゃ。
雨と夜で、ぼくらの感覚が影絵みたいにおおいに歪んで狭まって、そこに
自動車のヘッドライトの光、モーター音と水を跳ね飛ばす音、
排気ガスのにおいと、局所的な熱が叩き込まれる。
ふうふうふうふう。
0303
とかいうセリフの出てくる、猫部ねこの漫画があった気がする。
猫部ねこは、いいっすね。
あと稽古場で居眠りしてたことをこんなところで懺悔しよう。
すんません、気をつけます。
お世話になった先生方に、メッセージカードを書く。
思い出して言葉にまとめることは、固まった土を耕す作業に似ている気がする。
大学で院の同期の女子達が、まるで女学生みたいにはしゃいでいるのを見ていたら、
皮肉笑いが止まんなくなってしまって、非常によろしくない。
難しいこと考えなくても、「そのノリついてけない」の一言で済むのかもな。
心理臨床大辞典が、すとっ、と参照枠に入ってきた。
読み物なのね。知らなかった。
とりあえず、こいつを買うとこからも何かがいっこ始まる。のだろう。
「心臓の鼓動が聞こえてくる理論」に、僕の神経を張り巡らせてメロンにしてやりたい。
神様を信じる強さを僕に。
0302
フウルンリイトサイド、あるいはキルトレイン。
フロウとマインド。
実家で眠って御飯を食べて、良いシャンプーで髪がサラサラ。
霞ヶ関の裁判所で受験案内とパンフレットをもらって、
多摩センターのダイソーで脱衣カゴとスポンジ買って、
大学で山本先生のビデオ観たらテンション上がって、
Aさんと最後の面接をして、
ジャンプとヤンマガとスピリッツ立ち読みして、
稽古。
中吊り広告を見てR22が欲しくなったけどどこにもなくて、
先生たちへのメッセージカードの文句はなかなか思いつかない。
歯の汚さを指摘されたので定期健診の予約を入れて、
ドラッグストアでヒゲソリを買おうと企む。
図書館はあいにく休館日で、
キャッシュカードの再発行には通帳が必要だそうだ。
愛がムクムクと湧き出してくる。雲人形みたいな酷いかたちをしている。
バターナイフなんかを持ち出してくるんだけれど、相性が悪くってどうも切れない。
口はちっとも回らない。ポロポロとカスがこぼれ落ちる。
生まれて初めて自分の文章が引用されるという嬉しさよ。
0228: メシネム
「白土の言うことは大体正しい。」
だから、自分で考えてもどうにも答えが見つからなさそうで、
かつ、決断を先延ばしにするよりは今したほうがよさそうで、
たまたまそれについて彼女がアドバイスをくれていた場合、
それに乗っかってみるのもよかろうということだ。
なんじゃそりゃ。
↓あともうひとつ。
「僕たちの想像力は不完全である。」
ゼロでも無いし、カンペキでもない。
無いものを想うこともできるし、有ることで初めて生まれることもある。
ファウストさんが聞いたら、「なんと無意味なことを言う!」と怒りそうだ。
といって、また別の話に飛ぶのだけれど、
それは水準の違い。
「感覚」と、「状態」と、「習慣」と、「特性」と、「法則」。
仕事については、急かされたり、焦ったりもするけれど。
でも、自分で自分をサボらなければ、人からどんなに悠長に見えようが、
知ったこっちゃないのだと思う。
ただし、僕は自分ひとりの力で生きてるのではなく、生かされまくっているので、
そのもらったものに対して、なんらかの反応をしなければならないのだ。
それは内定という形かもしれないし、もっと言葉でできているかもしれない。
僕と誰かの間で、「やり取りが行われた」という「(ある意味で)錯覚を共有すること」、
それって、大事。