戯言ヲトメツバキ(完)
言葉にならないものを、少しでも言葉にしようとしていました。
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週のまん中ポエム
わかっていたはずのことを何度も何度も何度も忘れてしまう。そして何度も何度も何度も同じような失敗をしている。失敗さえできないような失敗もある。遅れても何度も思い出すのだけど、ときどきねっとりとしたオレンジ色の絶望が頭のすみをちらりとよぎる。わたしは心臓に安ピンを刺し込まれたように汗を一滴垂らしながら、それまでの状態をそれまでのように続けようと試みる。世間の速度は、わかっていたつもりだけどやっぱり速くて、わたしの眼球は性も懲りずにグルリと回転する。
仕事は始まるはずだったのに、いまだに始まっていないようで、でもやっぱりもう始まっているのかな。
言葉で説明できないことをすべて否定するのはとてももったいない。
雨が降るのは、とても降るのは、それを目と耳と鼻と舌と皮膚で味わえること、は、今の僕にとって救いだか助けだかになっている。世界と関わってグニグニと歪む僕の肉々の端っこと端っこを繋ぐ点が僕の中にちろりふらりと見えたから、見えた気がしているから、それを線にして回路にするための愛を注ごう。
仕事は始まるはずだったのに、いまだに始まっていないようで、でもやっぱりもう始まっているのかな。
言葉で説明できないことをすべて否定するのはとてももったいない。
雨が降るのは、とても降るのは、それを目と耳と鼻と舌と皮膚で味わえること、は、今の僕にとって救いだか助けだかになっている。世界と関わってグニグニと歪む僕の肉々の端っこと端っこを繋ぐ点が僕の中にちろりふらりと見えたから、見えた気がしているから、それを線にして回路にするための愛を注ごう。
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