忍者ブログ

 [PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



| HOME |

 0516

ざつざつがくがく。
・ボランティアに行き、昼休みなどに他の実習生の方と雑談をする。僕は呆れるほど喋る。こんなにお喋りが好きだったのか。辺縁に危険な香りがする。
・そこには、僕がこの施設でお世話になるのが実習に続いて2年目であり、今年の4月からの実習生が知らないことを色々と知っている、ということが大いに関係している。実習生の方にはここの仕組みについて訊かれることがあるし、スタッフの方には「実習生に説明しておいて」と頼まれることがある。そして僕の安っぽい自尊心が満たされているのがわかる。例えば、留年しまくって部室に居座るOBを心理的に維持しているのはこんなメカニズムなのかもしれない。
・しかし僕はここのスタッフにはもういくらお礼を言っても返せないほどお世話になりまくっているので、僕がなにかスタッフのお役に立てることがあるならば、それをやらない道理はない。だから気をつけなければならないのは、自尊心充足が生じるとは言え、中毒にならないこと。それから、相手がありがた迷惑に感じていないかを気にすること(多分主観的には控えめなくらいで丁度いいんだ)。腐ってしまった物事は、初めから腐っていたのではないことも多い。

・夜は桜美林の芝居を当日で行こうかと思っていたが、やめて、友人(と呼んだって構わないであろう人)と焼肉を食べた。公務員試験の直前だったので、その話をばっか聞いてしまったが、もっと別の話もしたかったな。といっても、いつもそんな大した話はしないのだが。生きていればまた会えるという、安心感のようなもの。
・その中で、「人のブログを読んでいると、その人を身近に感じてしまう」という話が出て、なるほどなぁと思った。僕のみそっかすな慕情は、それでもやはり僕の気分をあっちこっちに揺さぶるので、放っておいてはいられないし、しかも発展性がない。フォーカシングの理論を当てはめると、第二の行き詰まりに陥っている気がするのだ。
・彼と喋っていると、自分の自我が背筋を伸ばされるような気分になる。あんまりうまく言葉にはできないのだが、すげぇ素直なのに社会性があるというか。そのあたりが繋げられるのって、すごいことだと思うんだ。

・今週頭にメールの受信が全くできてない日があった。それでも送信元にはエラーメッセージが返らないとのこと。とても恐ろしいなぁと思った。というのは、送られたメールに対して反応を返さないというのは、それ自体コミュニケーションのひとつの形になっているので、そういう反応がなされたと誤解が生じかねないからだ。送ったメールが届くことは、たぶんみんなの頭の中で当たり前のことになっている。幸運にもその期間にメールを送ってくれていたことがわかった場合には再送してもらうことができた。しかし取りこぼしの可能性は永遠に否定できない。それがわかった頃には、もう取り返しがつかないことになってるんじゃないかと心配になる。
・そしてコミュニケーションの「作法」というものに関して、僕は自分のやり方が一般的だという前提を置くことが現在不可能だ。社会と自分の間に成立するような価値観というものは、まさに現在模索中なものであって、それを土台にして何かをするというレベルには達していない。中二病とはまた違う意味で、「普通」恐怖症だし、「普通」嫌悪。
・でも、普通を土台にしないと、本当の意味で社会人には仲間入りできない。だから最初はフリだけでもいい。「普通」を持ってますよ、という顔をして社会人の群れに加わり、普通を持つ人たちと相互交渉する中で、「これが普通か」という感覚を養っていくのだろう。この、初めの過渡期がすげぇクセもんなのだと思うのだ。こなれるまでがきっと大変で、だから初めから逃げたくなる。他の道はないものかと。
PR


| TRACKBACK: | COMMENT:0 | HOME |

COMMENT

コメントする


 

このエントリーのトラックバックURL

これがこのエントリーのトラックバックURLです。

このエントリーへのトラックバック

BACK| HOME |NEXT

プロフィール

HN:sunasand

個人的なメッセージは
”sunasand★livedoor.com”
宛に送ってください。(★を小文字@に変えてください)

カウンター

最新記事

(09/12)
(08/23)
(08/18)
(08/17)
(08/12)

ブログ内検索

アーカイブ

カテゴリー

リンク

アクセス解析