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 0524

<試験>
東急田園都市線に乗って、駒沢大学に試験を受けに行く。
頭の上をでっかい道路が走ってて、辺りは車の音で満ちている。
上野から浅草まで歩いた町並みと似ていた。繋がってるのかな。
記述の試験は、難しいが全く手つかずというほどでもなく。
文章を書くフレームワークみたいなものが自分の中にちゃんとないので、えらく不確かな書き方をした。こんなレベルでは通用しないのかな。
マシンのように教示文を読む係官が、昼休みに事務室に入っていくとき、普通に談笑していたのが、なんだかとても心惹かれた。

<雨>
幸い外にいるときはそんなに大降りにはならなかった。
僕は雨自体はそんなに嫌いではないと自分では思っているのだけど、今の家の屋根を激しい雨が叩く時の「べこべここ」という音がどうにも嫌いで、部屋の中にいても落ち着かなくなる。焼酎のお湯割りを飲んでごまかしてみたら、祖母に貰った焼鮎と凄く合って、幸せになる。どこが食べられるのかわからず、全部食べてしまったのだが、頭の方と内臓近辺は、もしかすると残した方がおいしく食べられたのかもしれない。

<関心の所在>
新年度から大学院の受付をやってる同期の話を会うたびに聞く。彼らが語る問題を自分に引き付けて、「どうしたらいいか?」を考えてしまうけど、どうしたって僕は部外者だし、僕が「なぜ他人事にそんなに関心を持つか?」を考えておかないと、ちょっと危険だ。
その問題は、職員と学生との意識のズレというか、価値観のズレが核にあって、彼らはそれを、「根本的で変わらないもの」として、「評価」している。それはとっても現実的な判断だと思う。
個々の人間が心から感じたり行動するのって、やっぱり本人の価値観に規定されてて、そこからはみだすのって簡単じゃない。
経験的には、はみだせる機会って、好きな人ができたときに多い(あるいは、大失敗をしたとき)。好きな人が関心を持ってることとか、好きな人に言われた言葉というものは、それまでまったく関心を持っていなくて素通りしていたのに、ちょっと留まるようになる。
あるいは、無関心どころか全身全霊で拒絶して避けまくっていたことを、ちょっとだけ直面化してみようかって思えることすらある。
その「ちょっと」を育てられるか、眠ったままにするかはまた色々なのだろうけど、そういうことって、人を好きになることの素敵な一側面だと思う。逆に言えば、人なんていう複雑なものを「おおむねまるごと好きになる」なんていう、非常にアバウトなマネができるという能力(あるいは欠陥)が人に備わってるってことだ。すばらしい。
そういう心理的なもののやり取りをするから、していれば、親と子は似るし、師匠と弟子は似るし、飼い主と飼い犬は似るんだろう。
話を戻すと、学生たちの好きな人は誰なんだろうか?ということが気になる。もしかすると、ゼミの後輩のなんとかさんが言ってたことは、そういうこととも繋がっているのかもしれないな。
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