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 1114: 自分の辺縁

昨日は自主勉強会に参加して、修論をまとめなおしたものを発表した。
「プレゼンテーションZen」を参考資料にして、退屈を当然としないプレゼンを目指してみた。その第1歩としてはそれなりの意味があったかもしれないが、「聴衆の時間を節約できた」かと言ったら即効でNon。スゴ本で紹介されていて、「上級者向け」という説明を読み飛ばした俺が悪いのだが、具体的なアイデアのストックがないので、企みが伝わる段階まで届かない。やろうとした通りに全然からだが動いてくれなくてテンパり、やっぱり頭が固くなる。想定外の質問をキャッチできないや。反省。
去年使った参考文献をググってたら知らなかった素敵な文献を発見。文京区の図書館に所蔵があったので早速取り寄せる。千葉康則先生の「喫煙の科学」。序文の攻め気にちょいと感動。私がやりたかったことは、既にだれかが思いついているというのはほぼ間違いなく真実だ。英語が読めるようになりたいと一瞬本気で思う。がんばれグーグル文献検索。

今日は久しぶりに桜美林まで行き、ダンスOPAP「カタブタ」を観た。ホチキスだのたっちゃんの出てるやつだの、サンプルだの維新派だの、乞局だのチャイニーズスープだの、五反田段だのハイバイだの、観たかった芝居をだだだだ見逃している。なぜかといったらたぶんタイミングの問題が大きいんだろう。
コンテンポラリーダンスは楽しみどころを掴みそこねるとそのまま最後までスリップしてしまうことも時々あるのだが、今回は色々雑念が沸いてきつつも最後まで楽しめた。演者単体の個性的な光、演者同士の見えない絡みの青い光、肉体接触による直接的な絡みの赤い光、といった様々な力動が綾を織りなして波のように押し寄せる。同時に使えるメモリは限られているから、うまい観かたを見つけて、チャンクを広げてやらないと舞台全体は目に入らない。ちょっとそれをやろうとしてみた。観ながらぽんぽん連想した、芝居の稽古メニューやエピソードを脇に置いて、なんでそいつらを思い出したのかを踊りに照らし合わせて考えたりした。とてもおもしろかった。

夜は職場の上司の知人の企画で謎の飲み会に参加した。ほとんど面識のないメンバー。毎回思うのだが、こういう場面は本当に苦手で、しかもうまくやりすごす方法がさっぱり見つからない。なんでそんな会に参加するのかというと、たぶん、僕がもうちょっと年をとって固くなったら、もうきっとこういうものには参加できないだろうなと思うからだ。辺縁は固くなりやすい。だからもうほんのちょっとだけ保留させてという願いを込めて。
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