戯言ヲトメツバキ(完)
言葉にならないものを、少しでも言葉にしようとしていました。
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0114: ポエ爺
積み上げることをしたい。
そいつをぼくは、スタックアップと呼んでいる。
ぼくがそういう言葉を吐くのは、それをぼくのまわりにとどめておこうと思うからだ。
言葉はただのハンドル。取っ手でしかない。
そういうことでもしないと、ぼくはすぐにそれを見失ってしまう。
言葉は入り口だ。
言葉は鍵だ。
言葉はまるで、小説の題名のようだ。
「ぼくはこれからその小説を読もうとしていて、わくわくしている。」
うるおいが必要だ。
うるおいが足りないと、大切な言葉もかさっかさにしてどっかにこすれてってしまう。
ぴたりぴたっとくっついて、じわりと伝わる熱を感じたい。
言葉より、もうすこし複雑な言葉は、構造だ。
構造は、うごきがないと、ただの死骸でしかない。
息を吹き込んで、回路をうごかして、世界は色づいていく。
「夜明けまえ、太陽が白い光を、青暗い空の世界にそそいでく。」
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