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 0315

・道具も知識も感情も、「使い方次第」っていう性質は確かにあるのだと思う。同じ道具でも使う人次第で凶器になったり、助けになったり、無駄になったりする。同じ感情を見つけても、振り回されてくたくたになってしまう人もいれば、よりよい選択をできる人や、自分の気持に寄り添うことで幸福を感じる人もいる。子どもからライターを取り上げるように、正しい使い方が分かっていない人に力を与えるのは禁止すべき場合がある。それは他の人も、自分自身も傷つけうる。パンドラの箱の話も似たようなことを言っているのだろう。前書きが長くなったが、僕が一番気になっているのは感情で、僕は基本的に自分や他人の感情に鈍く出来ていて、それによって他人に迷惑をかけたり、敏感な人を羨ましいと思ったりしている。そして臨床家に「共感」が求められるということからも、この鈍いものを少しでも鍛えて鋭くしたいと思っている。しかしそれはやっぱりパンドラの箱で、どうにも僕を脅かす。
・「いいな」と思う人について、恋愛感情という軸を持ち出さなくても、知りたいと思ったり近づきたいと思ったりするのは別に誰にも責められることではなくて、そのために具体的な行動を取ってもいいんだよ、ということを随分と長い間飲み込めずにいたのだが、近頃ようやくその辺が少し緩み始めているのかもしれない。岡本が、人を食事に誘えるのを、ずっと羨ましいと思っていた。
・五反田団を見た後の広田さんのブログの記事が、ヌルファンクションの時に俺が書いた恥ずかしい日記と少し似ていたのだが、翌日見たら書き直されていた。さすがに恥ずかしいとか、見られたらまずいとか思ったのだろう。俺はその恥ずかしさも込みで曝してやろうと放置したのだったが。ところで俺と広田さんが喋るときは、どうにもお互い頭で喋りがちになる気がする。喋ってるその時は気付かないのだが、臨床心理の人は全然違うところでものを喋ったりするので、そのギャップで気付かされたりするのだ。頭で喋ることにはきっと限界があって、限界があるのは別に仕方ないからいいのだが、それにあまり気付けていない今の状況はちょっとばかしよくないんじゃないかと、ぼんやりと思ってみる。
・だから僕は、理論武装以外のもので、自分をしっかりと保てるものを見つけたい。
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