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 0425

昨日は、療育のボランティアの活動と、塾のバイトの研修と、友人の送別会があった。

大学時代のサークルの後輩で、僕が友人だと思っている数少ない人のひとりが、
4月から働き出して、5月には地方に転勤になるというので、送別会を開いた。
8人くらい集まった。
芝居の話とか、彼女ができるかどうかという話とか、仕事の話とかをした。
なにかを確かめたり、さらしてみたり、別のものを混ぜてみたり、色々なことが起こった。
雨が降っていて、沢山お金を使った。

個別指導の学習塾のバイトの研修を受けた。
架空の事例を読んで、初回の指導スケジュールを組み立てるという実習をした。
その子の状態を把握して、ぴったりの目標を設定して、具体的な手続きを用意する。
正直、「うわめんどうくさい!」と思った。
前回陪席したとき、授業の裏にこんなめんどうくさい準備があったことを考えなかった。
こんなにめんどうくさいから、親御さんは、大切な子どもの大切な問題についてを、
わざわざお金を払って他人に頼んだりするのだろう。
専門家っていうのは、たぶんそういうことなんだ。
それの専門家になりたい。野心が肥大する音がする。ずい。

朝は療育活動の準備のためのミーティングに陪席した。
スタッフの方々が共有して編んでいる世界を、僕は狭い隙間からしか見ることができない。
彼らが交わしている言葉から汲み取れる意味が悲しくなるほど少ない。
霧間誠一が死に際に残した言葉がついと頭の端をよぎって、
ちり、という火のついた音と、くらり、という絶望の欠片が溶け出す音が同時に鳴る。

こないだ先生が、「僕は結局、人間が好きなんです。」と言ったのを聞いて、
この先生が言う「人間」に含まれない「ニンゲン」がどのぐらいいるのかということを思った。
岡本が、僕のブログは夢野久作みたいにぐじゃぐじゃしてるというので、なにか読んでみようと思う。
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