戯言ヲトメツバキ(完)
言葉にならないものを、少しでも言葉にしようとしていました。
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0707: タナバタバコのトークントーク
類似しているもの同士には引力と共振力と斥力が働く。
ダイナミックに考えて、遠いもの同士が近づいていくときの現象は、
大抵が多様になって不安定になる。
しかし一度ぴとりとくっついてしまうとだいぶ安定する。
くっついて無い側は以前として別物同士であるが、
同じところの同じっぷりが半端ないのだ。
2年前に大学院に入ってすぐの頃、院生同士でカウンセリングの練習をした。
僕はクライエント役のとき、こんな風な抽象的な話をしてばっかりで、そのたびに
「君は難しい話をするなぁ」という反応をもらってはがっかりしていた。
今では当時より少しだけ、自分のなにがよくなかったかがわかる。
伝えたいものがなぜちっとも伝わらなかったかが。
抽象的でピンと来ない話に対して、「たとえば」「具体的に」という質問を被せるのは
もっともストレートで率直な返し方なのだが、抽象的に話すクセがついている人間にとって
この質問は答えづらい場合がある。(答えられるならこれが一番効果的だ。)
そういうときにはちょいと質問を捻ってみるのが良いと思う。
たとえば、「その話をしながら、どんなことを思い浮かべていた?」とか。
「その話は聞き手であるわたしと、君の、どちらにより関連の深い話なのか?」とか。
あるいは質問を返す前にクッションを置くのもいいと思う。
「正直言うと君の話は抽象的に感じて、何が言いたいのかさっぱりわからないのだ」とか。
ダイナミックに考えて、遠いもの同士が近づいていくときの現象は、
大抵が多様になって不安定になる。
しかし一度ぴとりとくっついてしまうとだいぶ安定する。
くっついて無い側は以前として別物同士であるが、
同じところの同じっぷりが半端ないのだ。
2年前に大学院に入ってすぐの頃、院生同士でカウンセリングの練習をした。
僕はクライエント役のとき、こんな風な抽象的な話をしてばっかりで、そのたびに
「君は難しい話をするなぁ」という反応をもらってはがっかりしていた。
今では当時より少しだけ、自分のなにがよくなかったかがわかる。
伝えたいものがなぜちっとも伝わらなかったかが。
抽象的でピンと来ない話に対して、「たとえば」「具体的に」という質問を被せるのは
もっともストレートで率直な返し方なのだが、抽象的に話すクセがついている人間にとって
この質問は答えづらい場合がある。(答えられるならこれが一番効果的だ。)
そういうときにはちょいと質問を捻ってみるのが良いと思う。
たとえば、「その話をしながら、どんなことを思い浮かべていた?」とか。
「その話は聞き手であるわたしと、君の、どちらにより関連の深い話なのか?」とか。
あるいは質問を返す前にクッションを置くのもいいと思う。
「正直言うと君の話は抽象的に感じて、何が言いたいのかさっぱりわからないのだ」とか。
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