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 0907

こういうことは、有人の方で書きたいのだが、まだあっちは整ってないのでこっちに書く。

僕の頭の中の地図では、「今ここで、を生きる」≒「自由に振舞う」ということと、「昔やったパターンを再現する」≒「幽霊の再生」は対照的な概念になる。
逐次無数に生じる行動の選択肢は、各々がこの二極を結ぶベクトルの属性を持つ。
どちらに寄っていた方が正しいかは、状況によって異なると僕は思っている。
できるだけ無意識に、染み付いたパターンを用いて行動するのが良い場合もあるし、状況をよく見、現在の目的を認識し、その場で最善の策を考えるのが良い場合もある。
ただ一般的な傾向として、不慣れな状況では幽霊が役立たないことが多いように思える。
だから一番ゴウリテキなのは、まず自分の置かれた状況が自分にとって不慣れかどうかを評価して、その結果に応じて戦略を決める、という方法論を採用することのような気がする。

つーのはいつものくだらん前置きで、今日は最近知り合った人と活動を共にする機会があって、そこでは瞬間瞬間、僕が今まで蓄えた幽霊がひっきりなしに浮かんで押し寄せてくる。
だけど、僕は僕がこういう状況にもの凄く不慣れだということを知っていたので、それらの幽霊を意識的にちょっと頑張って無視して、代わりに、その場での目的を認識し続けて、そのために何をするのがよいかを常に考え続けてみた。ってのが割とできたような気がする。
認識し続けた目的というのは、「今この時間空間を2人で楽しむ」ということで、それゆえに選択肢の判断基準は、「今この時間空間を2人で楽しむためにはどうすればいいか?」となる。

これは当たり前の人にとっては当たり前だが、僕の場合、幽霊で目の前がいっぱいになって、なおかつ不慣れな事態で不安が増大していると、この目的がすっ飛んでしまうことがよくあり、代わりに、「自分の不安を軽減する」ために「馴染みのある幽霊に身を任せる」ことになり、結果として「別にやりたくもない行動をとって、その結果もいまいち」ということによくなる。
だから僕にとってそれをやらずに最初に言ったことをやるというのはとっても挑戦的な目標で、なおかつ今日はそれが結構できたんじゃないかと自分で思っているので満足感を感じている。
できたんじゃないかというのは主観的な感覚のみによるものなので、あまり自信はない。
第三者とかが客観的に評価してくれると、とってもなんだか信頼性があるように思えるのだろう。だから人は別の人に相談したり、するのだろう。(相談するのはそれだけではないだろうが。)

「目的」とかいう言葉を使って淡泊なニュアンスで書いたけど、要するにこれは僕のやりたいこと、ありたいこと、つまり「欲求」なのだろう。食とか睡眠とか痛みからの脱出とかいうシンプルな欲求は、割とその存在をたやすく感知できるのだけど、ちょっと難しくなってくると、こういう枠組みで補助してやらないと、自分のことなのに、僕はそれを意識することさえ難しいのだ。自分の感覚はもちろん大事で、そこを離れてはいけないが、僕の場合に限っていえば、それだけではできないことがあるという、そんな話。

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