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 0516

ざつざつがくがく。
・ボランティアに行き、昼休みなどに他の実習生の方と雑談をする。僕は呆れるほど喋る。こんなにお喋りが好きだったのか。辺縁に危険な香りがする。
・そこには、僕がこの施設でお世話になるのが実習に続いて2年目であり、今年の4月からの実習生が知らないことを色々と知っている、ということが大いに関係している。実習生の方にはここの仕組みについて訊かれることがあるし、スタッフの方には「実習生に説明しておいて」と頼まれることがある。そして僕の安っぽい自尊心が満たされているのがわかる。例えば、留年しまくって部室に居座るOBを心理的に維持しているのはこんなメカニズムなのかもしれない。
・しかし僕はここのスタッフにはもういくらお礼を言っても返せないほどお世話になりまくっているので、僕がなにかスタッフのお役に立てることがあるならば、それをやらない道理はない。だから気をつけなければならないのは、自尊心充足が生じるとは言え、中毒にならないこと。それから、相手がありがた迷惑に感じていないかを気にすること(多分主観的には控えめなくらいで丁度いいんだ)。腐ってしまった物事は、初めから腐っていたのではないことも多い。

・夜は桜美林の芝居を当日で行こうかと思っていたが、やめて、友人(と呼んだって構わないであろう人)と焼肉を食べた。公務員試験の直前だったので、その話をばっか聞いてしまったが、もっと別の話もしたかったな。といっても、いつもそんな大した話はしないのだが。生きていればまた会えるという、安心感のようなもの。
・その中で、「人のブログを読んでいると、その人を身近に感じてしまう」という話が出て、なるほどなぁと思った。僕のみそっかすな慕情は、それでもやはり僕の気分をあっちこっちに揺さぶるので、放っておいてはいられないし、しかも発展性がない。フォーカシングの理論を当てはめると、第二の行き詰まりに陥っている気がするのだ。
・彼と喋っていると、自分の自我が背筋を伸ばされるような気分になる。あんまりうまく言葉にはできないのだが、すげぇ素直なのに社会性があるというか。そのあたりが繋げられるのって、すごいことだと思うんだ。

・今週頭にメールの受信が全くできてない日があった。それでも送信元にはエラーメッセージが返らないとのこと。とても恐ろしいなぁと思った。というのは、送られたメールに対して反応を返さないというのは、それ自体コミュニケーションのひとつの形になっているので、そういう反応がなされたと誤解が生じかねないからだ。送ったメールが届くことは、たぶんみんなの頭の中で当たり前のことになっている。幸運にもその期間にメールを送ってくれていたことがわかった場合には再送してもらうことができた。しかし取りこぼしの可能性は永遠に否定できない。それがわかった頃には、もう取り返しがつかないことになってるんじゃないかと心配になる。
・そしてコミュニケーションの「作法」というものに関して、僕は自分のやり方が一般的だという前提を置くことが現在不可能だ。社会と自分の間に成立するような価値観というものは、まさに現在模索中なものであって、それを土台にして何かをするというレベルには達していない。中二病とはまた違う意味で、「普通」恐怖症だし、「普通」嫌悪。
・でも、普通を土台にしないと、本当の意味で社会人には仲間入りできない。だから最初はフリだけでもいい。「普通」を持ってますよ、という顔をして社会人の群れに加わり、普通を持つ人たちと相互交渉する中で、「これが普通か」という感覚を養っていくのだろう。この、初めの過渡期がすげぇクセもんなのだと思うのだ。こなれるまでがきっと大変で、だから初めから逃げたくなる。他の道はないものかと。
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 ハリコのオズワルド

最近僕は腹が立つことが多い。
自分に対しても、他人に対しても。
感情てのは、ベジタブルミックスみたいなもので、
怒りがあれば、喜びも悲しみもついてくる。
時間空間に変化するカラーズ。

久しぶりに外を走った。
自分の体がどうなってるのかを感じる、検査としての機能と、
身動き取れず重くなった思考をかき混ぜて整理する機能がある。
身体検査はストレッチと走るのと、あともひとつ反応性のが欲しいが
適当なのが見つかっていない。

昨日は職場の上司とたっぷり話す機会があった。
その人は大学で哲学(現象学?)を専攻していたらしく、
人間の根源を知りたい僕のアンテナをくすぐる。
細胞。統合、適応、交換。言語への適応。感情。時間空間。
他者と話をするってことは・・・。

お茶を飲みたい人がいる。
近況を聞きたい人がいる。
出演交渉したい人がいる。
漫画の話をしたい人がいる。

声を聴きたい人がいる。
会いたい人がいる。
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 0512

*「背伸びをすること」についてカムヰの北川くんが話していたのだが、
この現象、あるいは人間のこの行為って、豊かな意味を持つことだよな。
背中には、「背伸びをしない」やら「無茶しすぎ」やらがくっついている。

*あたしはあたしでしかない。
ただし、成長していかないと死んでしまうし、
その速度についても社会はある水準以上のものを求めるものだ。
ずっと待ってはくれない。

*9月、やるのならば、ちゃんとやりたい。
稽古が始まる7月半ばまでに、試験勉強を終わらせておくのは必要条件だな。
あと2か月。
逆算して、計画立てて。

*「これはいける」と思って考えていったものが、まったく通用しなかった。
忘れるか、うじうじ悩むか、どちらかに流れたい強烈な衝動に襲われる。
特に忘れる方の誘惑は地味に強く強く強い。

*昨日の夜、家を出て、東上線に飛び乗った頃、
栓が外れたみたいに様々な「スバラシイ」考えが頭を駆け巡って、
ワタシは新入社員みたいにそれを慌ててメモ帳に書きとめたのだけれど、
けれど、
肥大は肥大。社会適応の問題までも解決してくれるわけじゃない。
なにか役に立つものの、その適用範囲を過大に見積もる過ちに気づきたい。

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 disoriented

昨日の夜、記録も書かずに落ち込んでいた理由は分かってる。
仕事場で起こっていたなにやかにやに対して何をすればいいかが全く分からず、
せいぜい聞いてはいますよという顔をしながら、ただ机に座っているしかできなかったこと。
先日の論文試験でまったく答えに類するものが思いつかなかったときもそうだが、
自分の無能力について、普段から漠然と認識している感覚と、直面化された体験は、
言葉にすればそんなに変わらないけれど、やっぱりだいぶ違う。

別に珍しくもないこういうことを、わざわざブログに書いている人はあまりいなくて、
でもそれは価値を持つものではなくて、単に外れているというだけなのだ。
男子が男子トイレで用を足すのは当たり前だが、女子トイレで用を足したら捕まる。
僕がこうやって言葉を使って体験を構造化しようとすることは、僕だけのためのものだ。
だからそれをこうやって公開しているのはただの悪趣味なんだ。
自己顕示欲の成分よりは他者との繋がり欲求の方が若干多く含まれているだろうが、
それでも主成分はきっと、主観的には漠然とした、かつ実際は安定した「拘り」なんだろう。
(とかいう言葉を書いた瞬間に、われながら負け惜しみに思えてならない。うう。)
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 0510

 カムヰヤッセン稽古場公演2 「頭のトランペット」を観た。
その日は偶然、同会場で東京都の採用試験を受けていた。
(ちゃんと準備しなかったので、論文試験は全然書けなかった)

4人芝居で、2組のカップルと、女性同士が喋っていた。
稽古場ゆえの背伸び的なもの、と当パンには書いてあったものが、
僕には人工物であったり、重さであったり、前景する北川君の作為とか、
緩急等が殺されて均質化したセリフ回しとか、そんな風に見えてしまった。
それを一旦脇に置いて、面白いモノを探せなかったのは僕の容量の限界。
空気触りで言えば、だいぶ前に見た乞局の芝居に似ていたと思う。

カンパニーとして、次回公演とか、3年先とかを見据えているのはわかった。
それはとても重要なことで、やろうと思ってもそうできるもんじゃないと思う。
ただし多くの観客は、もっと近いところ、この公演、もといこの1ステージに
焦点を当てていると思う(僕が芝居を見るときは少なくともそうだ)ので、
そういう、互いの視線の先がずれていることが具現してたんではと思った。

なんて風に、感じの悪いことばかり書いてしまったが、僕はこの劇団が好きだ。
終演後に北川くんから話を聞いて、ロングスパンの焦点を共有することで、
面白いモノもいくつか見えてきた。
でも僕は、演劇という激しく一期一会な媒体において、これが後景に退くのは
やはり残念だなあと思ったのだ。

一瞬近づいて、交わるかと思った瞬間、停止の音がもっくと響いて、
でもやはり音楽は鳴り続けて、距離はまた開いて、僕はまた見失う。

頭の中でごちゃごちゃ考えてもらちがあかないから、実際会って確かめようとしたけど
結局よくわからなかった。
頭が良いひとたちは、さっさとゲシュタルトを見つけ出して道を作ってしまうが、
僕はおどおどしながらその道を歩くばかり。
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