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 0925: 胸ヤケ

肺活量が落ちていて、すぐに息切れする。
これはそのまんまの意味でもそうだし、比喩的な意味でもそうだ。
甘いものが欲しくなるが、摂取するごとに体が重くなる感じがする。
手足をばたばたさせても、胴体は意外と動いていないもの。

昨日も今日も、いい天気。
いや今日は、昼間は暑かったけれど、夜はとても空気が水っぽくなっていた。
雨の降る予感だけをさらして、実際には降りやしない。
そういう、想像力というものは、舞台にとってすごく大事だと思う。

こゆび侍の「はちみつ」という芝居を観た。
題名通り、ベタベタに濃縮された甘さが跋扈する芝居。
この発狂しそうな感じは、芝居でなければそんなに感じなかったろう。
ナマということは、そういうことなのだな、と思った。触感に訴える。
あと女性の描き方にものすごい脚本家の拘りを感じた。
それから佐藤みゆきさんの背筋の伸び具合が半端ない。

多様性を許容する社会を作る。
昔から現代にかけて眺めてみると、明らかに価値観は多様化してるのだろうけれど、だからといってそれが許容されているかというとそうではなく、昔とは別の形で淘汰はかかっていると思う。
私が仕事に1本を通すとしたら、そのあたりはいかがかとふと思った。
空気読めない人も、そこそこ幸せに生きられる社会を。
ただし現状オール肯定かというと、そんなことではきっとない。

学会以降、これからどんな仕事をしていくか≒どう生きていくか、を考えている。
職場の同僚のある人が、そして全然別のとある友人が、たまたまなのか最近、
どう生きていくか、ということについて語るのを聞く機会があった。
お金になる仕事と、お金にならない仕事。
それは便宜上そう呼んでいるだけで、本質的なところはよそにある。
そして、それらの両方をやることが大事なのだと言うことを、
本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本」という本から教わった。
考えて、動く。

昨日は同僚の1人と食事をして、リリーフランキーと多面性の話とかをした。
そのあと町田で院の同期と飲んで、研究の話で熱くなったら露骨に嫌な顔をされた。
今朝は個別支援計画を朝イチで送ったあと力尽きて昼まで寝ていた。
睡眠を貪るという言葉があるが、私はなんだか睡眠の過食症みたいだ。
過眠症というニュートラルな言葉があるにも関わらず食のアナロジーを使いたがっているのは、過食症という名称が単なる大食いではなく、代償行為としての制御不能という意味をまとっているからだと思う。
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