戯言ヲトメツバキ(完)
言葉にならないものを、少しでも言葉にしようとしていました。
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1211: 今までのやり方が通用しないポエム
とことん突き詰めて考えたいことが視界にたくさん入ってくる。それを遠くから舐めまわすように見る。上から下から右から左から見る。そのうちそれをひっ捕まえて、あるいはそっと抱えて静かな部屋にこもり、なでさすったりひっぱったりつついたり、裏返したりこねくりまわしたり、口に入れてみたり吐き出したり、写真に撮ってそれを裏からすかしてみたり、ばらばらにしたり組み立て直したりする。
それをしていたら、1日はあっという間に終わっている。現実は1ミリも変わってないのに僕だけがひどく消耗していて、居眠りが酷過ぎる。
だから、別のやりかたを見つけなければならない。
僕が今たぷんと浸かっている現実に僕は適応できてない。僕と世界は調和していない。摩擦が生じて、肌がかさかさ擦り切れる。一歩動くだけで、一言喋るだけで、ごりごりと体力が持っていかれる。うるおいが足りない。
人は自分が手足にしたもので世界を見るし、世界を解釈するし、世界に関わる。手足だと思い込んで実はそうでないものも貪欲に使う。変わり行く現実に対して同じ手足を何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も使うから、それは当たり前になっていく。いる。
道具には、腐る部分と腐らない部分があって、腐る部分には新しい息を吹き込まなければいけないのだい。
眩しい。眩しいなぁ。
つづく
それをしていたら、1日はあっという間に終わっている。現実は1ミリも変わってないのに僕だけがひどく消耗していて、居眠りが酷過ぎる。
だから、別のやりかたを見つけなければならない。
僕が今たぷんと浸かっている現実に僕は適応できてない。僕と世界は調和していない。摩擦が生じて、肌がかさかさ擦り切れる。一歩動くだけで、一言喋るだけで、ごりごりと体力が持っていかれる。うるおいが足りない。
人は自分が手足にしたもので世界を見るし、世界を解釈するし、世界に関わる。手足だと思い込んで実はそうでないものも貪欲に使う。変わり行く現実に対して同じ手足を何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も使うから、それは当たり前になっていく。いる。
道具には、腐る部分と腐らない部分があって、腐る部分には新しい息を吹き込まなければいけないのだい。
眩しい。眩しいなぁ。
つづく
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