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 現実を見る力を鍛える

それは、わたしが長いスパンでできるようになりたいこと。
そのために今日からでも続けてやらねばならないことがきっとある。

近年の日本の大学進学率が上がってきて、50%程度だという話を初めて聞いた時、
正直言って、「そんなに低いの?」と感じた。
それはつまりその時の僕は、大学に行かずに働いたり、浪人以外の理由で
大学に行かない・行けない人のことを、考えたことがないとは言わないまでも、
実際よりはだいぶ少なく(軽く)見ていたのだろう。
気持ちマシになったといえ、今でもあんまりそれは変わらない。

ちきりん最初の職業選び」を読んで思ったのだけど、今まで体験してきたことによって
強力にこびりついてバイアスが、自分と異なる人と関わる時にはすごく摩擦を起こすから、
もし大きな調和を目指すならば、それらのバイアスを相対化していかねばならん。
それは今の仕事を続けることで、ある範囲では自動で達成されるのだろうけれど、
別の範囲についてはむしろバイアスが強化されてしまうような予感がしている。
だからその流れに逆らって、動き、バイアスを相対化する経験を取りこんでいく必要がある。

今の自分の枠組みを部分的に壊しながら、それでも全体的に発展していくというのは、
右を向きながら左を向くことを課しているようで、正直どうしていいか途方に暮れてしまう。
できるんだろうか、やれたところで意味があるんだろうか、と、足を引っ張る声も聞こえる。
僕が人と関わることをきちんと考えたことが20歳過ぎるまでほとんどなかったということが、
ハンデになっていることはもちろんあるんだろうが、後悔してもどうもならんからなあ。
うーむ。
という、ぐだぐだでオチもなんもないつぶやきでした。
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 初更新

あけましておめでとうございます。
今年も特に変わりなく、ぐだぐだと更新していこうと思います。
お付き合いいただければ幸いです。

メモ
・年末年始は帰省して、家族と食事をしたり、ハウスキーピング系の家事をしていたら終わった。
・父親に対する反感が強くなっているけれど、これは自分になにか反射のスイッチが入っているな。
・他人がブログなどで2010年のまとめや2011年の抱負を語っているのを読むのは好きなのだが、どうにも自分がそういうものを書くことにはいまだに斥力が働く。作業自体はやるつもりなのだがって既に遅いけど。
・年賀状と歴史や慣習のことをちょっと考える。クリスマスのことをちょっと思い出す。
・発達障害という概念について、学問する対象として、支援する対象として、知人に関することとして、自分に関することとして見るのでは、それぞれ見やすい場所や見えにくい場所が異なっている。さてどうしようか。
・特定の誰かについてある気持ちが強まりすぎていて、こりゃよくないなと思い、ガス抜きをしようと思ってやったことが今のところ効を奏している。引き続き経過を見ていきたい。
・範宙遊泳の年賀DMが素敵すぎて、わざわざ北海道から見に行こうという気が湧いてくる。偶然カムヰの公演も同じ週にやってることが発覚したので、もう既に自分の中で結論が出てしまった。
・今年の目標は、心理のプロの端くれになることと、行政のプロの端くれになること。ほか。
・北海道の自宅に戻ってくる。大掃除していてよかったと本当に思う。

追記
・ほいで2月の頭はひょっとこと子ども会なんだなー。ぬむむ。
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 2010、僕らの町に今年も雪が降る


身体のメンテを済ませてから、ばたばたと大掃除をやっている。
今日から6日間くらい、東京に帰省する。
はじめての帰省。

こないだ書いた、「人と関わることによる変化の危うさ」について補足。西尾維新の小説、人間シリーズ最終4巻をちょびちょび読んでいると、引き込まれるような感じはないけど、なにか小骨が喉に引っかかるような感覚がある。それを言葉にしようとして、まだあまりうまく行っていないのがこれだった。他者と出会ったとき、なにが起きているのか。投げかける問い(拡げる風呂敷)が大きすぎて、ちっとも回収できやしない。
職場の色んな部署を転々としながら、うちの会社の仕事のバリエーションを見学させて頂いているのだが、今年最後の部署は楽しすぎた。帰省中のお土産に「アスペルガー症候群 就職支援編」という本を貸して頂く。経験が溜まり、日々入ってくる情報も多くなってくると、他人事にせざるを得ない(コミットできない)領域がどんどんたくさん出てくる。そういった埋もれている灰色の中に突っ込んでいって、まだはっきりと名前がついていないようなやり方で、黄金や、黄金に至るようなものを掴みとりたい。生理的に切り離したくなる動きを認めた上で、できる範囲でバーサスする勇気を形にするのだ。
珍しくもないことを、私はわざわざ変な言葉を使って表現するくせがある。
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 月食は見れず

自分の伝えたいことを他人にわかってもらうのには訓練が必要」(発声練習)
説明できるようになるための第一歩」(発声練習)

・平田オリザの本や、内田樹の本でも読んだ気がする、「前提をあまり共有できない他者との意志疎通」についての話。多分、意志疎通という目標を表す言葉の意味さえ相手とその関係性によっては変わってくる。苦手なことは見えないように眼球の裏側においやってカルシウムで覆ってしまう性質が僕ら人間にはあるから、それを踏まえてこれとどう向き合うかが肝要。僕は他人と話せるようにはなりたいと思うが、それを押しのけている別の欲望があるのもまた事実。

・昨日はすごく淋しいことになるかと思いきや意外とそうでもなくて我ながらびっくり。新しいことをやってみると、どんなことでもそれなりに発見がある。深夜1時すぎに岡本と電話で少し話す。
・人と関わって、視野が広がったと感じたり、モデルや反面教師を見つけたと感じたりして、自分がなにか学んだように思うようなできごとは、大切なのだろうけど、それは時々危ういんだろうなと思う。人には多分準備性(英語でレディネスだかアフォーダンスだか)というものがあって、同じような経験をしてもそこから変化が生じる場合と、スルーされてしまう場合がある、という考え方を僕は好んで信じている。しかしそれは逆に言えば、学ぶ内容を既にこちらが決めていて、それに引っかかったものだけを都合よく引っぺがして自分のものにしているんではなかろうか。そんな風に悪めの書き方をしてもなお、その行為の重要性はちっとも否定され得ないように感じるが、その穿った見方を入口にして、その行為・現象が引き起こしうる「香ばしいもの」(よくない意味)についても想像の液体を沁み渡らせることをしたい。
・自分を信じることと疑うことのバランスって本当に難しい。
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 天皇タン常備

・風呂掃除をしたらすっぱいにおいが手から取れない。ゴム手袋したのに。
・リキッドシアターという演劇の手法。引力と斥力とか、回転とか振動とかいう物理的な動きを、人間の営みに当てはめていくというやり方でフィクションを構成する。ある種のままごと。

・幸福度という構成概念を測定しようという、山梨からの冗談みたいな話を国が考えているという噂を聞いた。『時事通信 12月23日(木)14時9分配信、仏大統領の設置した委員会で社会的発展を測る指標として幸福度の重要性を提言、ブータンは国民総幸福量を政策に活用、英国も検討中。日本政府は6月の新成長戦略に「幸福度に関する統計の整備方針」を盛り込み、これを受けて内閣府は山内直人教授を座長とする研究会を設置した』とのこと。幸福なんて構成概念を指標化することに対する現在の統計技術の限界と、指標化されたものが独り歩きする危険性をきちんと認識している人が進めてくれるといいな。
・客観性を重視する方の心理学が重く頼っている統計という手法は明らかに沢山の課題を抱えていると思うのに、それを克服しようとする最先端の研究についての話をとんと聞かないのは、単にわたしがアンテナを立てていないからなんだろうか。

・ある音楽がある思い出をものすごく呼び起こして動揺してしまうのでその音楽を聴くのをためらってしまうことがある。中身は共通性の高いものにしろ、独自のものにしろ、おしなべてメジャーな曲にはもれなく手垢がついている。だからマイナーなものには、そういったものがないという意味の白さという特徴がある。

・生身の他人はもちろん、作品ですらモノポリーするのは不可能なのだということ。単一の物体くらいであれば可能なのかな。食べ物は、食べてしまえばモノポリーしたことになるのかな。自分を主体に理解しつくすとか、使いこなすとかいうことと別に、他人に理解させない、使わせないこともまたモノポリーの指標になるのだろうか。
・人に甘えることができずに、「わかってください」的な態度でずっといることこそが一番甘えているのだと思う。
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