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 0225: ヒイロクラシック

稽古オフの日に病院の面接試験に行く。
駅から病院までの商店街の賑わいにときめく。
(パン屋を発明した人は天才だと思う。おやきがうまかった。)
コンビニで読んだ銀のアンカーが内臓をちょびりしえぐって、
ちょっぴり気が楽になる。

小石川の図書館で、ドーパンとFPMと森田童子とババトシヒデのCDを借りる。
大塚のブックオフで、岡崎京子3冊と魚喃キリコ1冊と社会心理学の本を買う。
最近の言葉は、三田紀房と内田樹がでっかいフォントでモロリモロリと流れ込む。
所持金が、またなくなった。

買ってから実家で眠っていたスウツに袖を通して、
左の内胸ポケットに財布がとてもよくおさまることを見つける。
こないだから、逆立ち(1分×2回)を日課に加えた。なぜか頭がかゆくなる。
共演者のオバラさんから借りた鳥居みゆきのDVDは、大切に観ようと思う。
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 0224

終わりかけている大学院の実習と、手探りのまま進まない就職活動と、
来月末に控えた芝居の稽古を同時並行で進めながら僕は生きている。

内田樹「子どもは判ってくれない」を読んで、歯がぐらぐらする気分になった。
単純にすることと、複雑にすることの狭間で、混ざって乱れて焦れてゆく。

不快に耐えながら、不快を見つめ続けて、不快とやり取りをする。
同時に、快楽に敏感になり、快楽を求め、快楽を味わう。

僕にできないものは死ぬほどあるが、
僕が今できること、
僕が今までに貰ったものを、駆動して、
今、できることがある。
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 0222: 瓦千瞑(かばらちつぶり)と来好湯春(くるすきゆばる)

.NET Framework をインストールする。

Microsoft .NET Framework(マイクロソフト ドットネット フレームワーク)は、マイクロソフトが開発したアプリケーション開発、実行環境。(Wikipediaより)

ある思想が蔓延していて、みながそれを当たり前のように享受している。
それを使うことにいちいち思案しないし、それに疑問を持つこともない。
*
それがもたらしてきた、もたらしている、ないしもたらしうる害悪を取り上げて、
それを真っ向から批判するという活動は、腐敗を削ぎ落とし、黄金を産む行為だ。
*
しかし批判が世界を(あるいは小世界を)実際に変えるには、あと2つ足りない。
実現のための方法と、思想による恩恵への対処だ。
この2つは、しばしば批判の登場にしばらく遅れてやってくる。
思想への批判に共感した多くの人たちの中から、あるいは二次的な人たちの中から、
確率論的に沸いてくるんじゃなかろうか。
*
その醸造過程を速回しすることは、多分不可能ではない。
しかしそのために必要な触媒は、上に挙げたものとはまた違うものでできている。

同じ言葉も、放つ主体によって意味は驚くほど異なるし、
受け取る主体によって驚くほど異なって解釈される。
相対主義の罠は、別に誰かが仕組んだものではなく、僕らの脳のシステムに内在する
脆弱性だと考えた方が扱いやすい。外科手術が難しいなら、ソフトをいじって対処しよう。
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 0220: 低空飛行、湿度上々

(あるいは、’しっとりとした紙飛行機’)

「休みの日はなにをしてるんですか?」
と質問してくれたことを、僕は、僕に関心を向けてくれているのだと解釈した。
ところが僕は、自分が休みの日になにをしてるのか即座に思い出せなくて、
100均やブックオフに行くということを話した。
つまらんことを言ってしまったなぁ、とその場では思ったのだけども、
それだけではないにしろそれは間違いではないし、本当はもっと面白いんじゃないかしら、
と、今日の僕は思いなおしている。
僕がやりたいのは、100均やブックオフに行くということがいかに僕にとって楽しいことか、
それを少しでも多く伝えることで、それには伝える意欲と技術を確保することが大事だ。

書類選考の結果が期日になっても送ってこないなぁと思って電話で問い合わせてみたら、
「合格者には通知してる、そのほかは順次」という答えで、わりとはっきり凹んでしまった。
こういう気分が、食べ物をほおばっているうちにちょっとずつ落ち着いてくるのだから、
イライラした気持ちが、タバコを吸ってるうちにちょっと距離を取れてくるっていうのも、
禁断症状の解消に限らない、ちゃんとした価値があるんでないかとアナロジる。

今日は僕の好きな人に会える予定なので、会えばきっと元気になるだろう。
リビドーの補給。


僕が昔の日記を滅多に直したり消したりしないのは、過去の自分と今の自分の間に
明らかに違っている部分があって、それを無視したくないからだ。
今の僕が日記を直したり消したりしていじることは、昔の僕を今の僕で塗りつぶすということ
に直結すると僕は思っている。
(この違いは本当に僅かなので、ほかの人が見ても違いはほとんどわからないだろう)
でも、本当はもっとうまいやり方があると思っている。
ただ僕がまだそれを知らないだけだ。
昔の僕を損なうことなく、今の僕を生かす。昔の僕と今の僕が手を繋げるやり方があるはずだ。

↓これは、数日前に僕が書いておいた下書きの文。

 コミュニケーションとは何ぞや?→その功罪は?その欠落(ディスコミュニケーション)とは何ぞや?欠落の功罪は?その上達法は?その要請する理念は?その感覚は?その真価は?その多様な表現型は?人によってその言葉の中身がずれていることによって生じることは?

 内田樹「寝ながら学べる構造主義」を読む。二章まではすっと入ったのに、三章以降はさっぱりわからない。これはきっとぼくがとっても知りたいことを扱っているのだろうが、いかんせん距離が遠くて入ってこない。
 稽古の現場で目指されているものに付着した、普遍性のニオイがちょっと強くなってきてつんとする。それに比べて臨床の現場は相対化がかなり進んでいる。それは頭が柔らかいのか、それとも眼が濁っているだけなのか、今の僕には判断しかねる。しかしいつまでも保留してはおけない。
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 0216: ゲンズスタイル

朝までしんばって応募書類と指導案を書いて、書類を出しに都庁へ行った。
ケアレスミスは無くしたいけど無くならなくて、挽回したと思ったけど
見逃していたものもあって、つまり送付先の名前を間違えてしまっていた。
これのせいで書類選考に落ちたら、またちょっと凹むだろう。

多分、三田紀房の漫画を読んでいたおかげで、これが慣れないことをやろうとして
予想外にあるいは不条理に失敗して、凹んで、真剣になって、火がついて、
前よりできるようになって、そのうち結果が出て、成長を実感して、自信がつく、
というプロセスが回っているのだということはとてもよく見えている、つもりだ。
僕が今まで全然気にしなかったようなことが、今ではだいぶ視界の中に入ってくる。
このクールにどうしても就職せねばならないというような気負いが無い分だけ
僕の体験している体感難易度は標準的な就活生より易しいのかもしれない。
既に修論関連でガツンと鼻が折られていたのであまり堪えないのかもしれない。

僕はこのサイクルをとても心地よく体験しているのだけれど、その一方で、
このサイクルに飼われてしまわないように気をつけなければいけないと思う。
ああでもそれは、今考えることではないのかもしれない。

書類を出して、実習の面接をして、稽古をやったら、もうすんげー疲れた。
目がすっごいかゆい。こんなこと今まであんまりなかった、こともないか。
あれ?もしかしてこれって花粉症?

ファウストの稽古で、川口が要求しているものとか、おれのできていないことが、
こうではないかとわかりかけたつもりになったのだから、俎に載せねばならない。
なんにも言い訳は立たないのだ。時間は捻り出さないと、残念な過去が増えていく。
そんな灰色幽霊に塗りつぶされた人生なんてまっぴらだ。
提示する。やって見せる。そんでそれを材料に、ぼくと川口はコミュニケる。
難しいって言葉には困難て意味と複雑って意味があるけど、これは複雑じゃない。
ただ困難なだけだ。そして絶対に不可能ではない。しかし飛翔は必要だ。

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