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 0512

*「背伸びをすること」についてカムヰの北川くんが話していたのだが、
この現象、あるいは人間のこの行為って、豊かな意味を持つことだよな。
背中には、「背伸びをしない」やら「無茶しすぎ」やらがくっついている。

*あたしはあたしでしかない。
ただし、成長していかないと死んでしまうし、
その速度についても社会はある水準以上のものを求めるものだ。
ずっと待ってはくれない。

*9月、やるのならば、ちゃんとやりたい。
稽古が始まる7月半ばまでに、試験勉強を終わらせておくのは必要条件だな。
あと2か月。
逆算して、計画立てて。

*「これはいける」と思って考えていったものが、まったく通用しなかった。
忘れるか、うじうじ悩むか、どちらかに流れたい強烈な衝動に襲われる。
特に忘れる方の誘惑は地味に強く強く強い。

*昨日の夜、家を出て、東上線に飛び乗った頃、
栓が外れたみたいに様々な「スバラシイ」考えが頭を駆け巡って、
ワタシは新入社員みたいにそれを慌ててメモ帳に書きとめたのだけれど、
けれど、
肥大は肥大。社会適応の問題までも解決してくれるわけじゃない。
なにか役に立つものの、その適用範囲を過大に見積もる過ちに気づきたい。

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 disoriented

昨日の夜、記録も書かずに落ち込んでいた理由は分かってる。
仕事場で起こっていたなにやかにやに対して何をすればいいかが全く分からず、
せいぜい聞いてはいますよという顔をしながら、ただ机に座っているしかできなかったこと。
先日の論文試験でまったく答えに類するものが思いつかなかったときもそうだが、
自分の無能力について、普段から漠然と認識している感覚と、直面化された体験は、
言葉にすればそんなに変わらないけれど、やっぱりだいぶ違う。

別に珍しくもないこういうことを、わざわざブログに書いている人はあまりいなくて、
でもそれは価値を持つものではなくて、単に外れているというだけなのだ。
男子が男子トイレで用を足すのは当たり前だが、女子トイレで用を足したら捕まる。
僕がこうやって言葉を使って体験を構造化しようとすることは、僕だけのためのものだ。
だからそれをこうやって公開しているのはただの悪趣味なんだ。
自己顕示欲の成分よりは他者との繋がり欲求の方が若干多く含まれているだろうが、
それでも主成分はきっと、主観的には漠然とした、かつ実際は安定した「拘り」なんだろう。
(とかいう言葉を書いた瞬間に、われながら負け惜しみに思えてならない。うう。)
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 0510

 カムヰヤッセン稽古場公演2 「頭のトランペット」を観た。
その日は偶然、同会場で東京都の採用試験を受けていた。
(ちゃんと準備しなかったので、論文試験は全然書けなかった)

4人芝居で、2組のカップルと、女性同士が喋っていた。
稽古場ゆえの背伸び的なもの、と当パンには書いてあったものが、
僕には人工物であったり、重さであったり、前景する北川君の作為とか、
緩急等が殺されて均質化したセリフ回しとか、そんな風に見えてしまった。
それを一旦脇に置いて、面白いモノを探せなかったのは僕の容量の限界。
空気触りで言えば、だいぶ前に見た乞局の芝居に似ていたと思う。

カンパニーとして、次回公演とか、3年先とかを見据えているのはわかった。
それはとても重要なことで、やろうと思ってもそうできるもんじゃないと思う。
ただし多くの観客は、もっと近いところ、この公演、もといこの1ステージに
焦点を当てていると思う(僕が芝居を見るときは少なくともそうだ)ので、
そういう、互いの視線の先がずれていることが具現してたんではと思った。

なんて風に、感じの悪いことばかり書いてしまったが、僕はこの劇団が好きだ。
終演後に北川くんから話を聞いて、ロングスパンの焦点を共有することで、
面白いモノもいくつか見えてきた。
でも僕は、演劇という激しく一期一会な媒体において、これが後景に退くのは
やはり残念だなあと思ったのだ。

一瞬近づいて、交わるかと思った瞬間、停止の音がもっくと響いて、
でもやはり音楽は鳴り続けて、距離はまた開いて、僕はまた見失う。

頭の中でごちゃごちゃ考えてもらちがあかないから、実際会って確かめようとしたけど
結局よくわからなかった。
頭が良いひとたちは、さっさとゲシュタルトを見つけ出して道を作ってしまうが、
僕はおどおどしながらその道を歩くばかり。
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 0509

 午前中はボランティア。だけど朝からイマイチすぎた。
一級の人と一級になろうとしている人たちの間で、
自分のたるみ具合に吐き気がするけどどうにもならない。
「機関紙を」「窓口で」「もらう」
これくらいがせいいっぱい。

電車の中で本を読もうとしたけれど、
人にメールを打っていたら着いてしまった。

そのあと、山本さんに電話したり、大久保くんと喋ったり、
林先生と電話ですっげー喋ったりした。
とてもおなかがすく。いい天気。
カップラーメンはからだによくない。

青い資格試験対策本の、研究法のところを読む。
こんなにも細かく日記をつけるのは、忙しくないからなんだろうが。

そのあと大学院で自主勉強会。
印刷をしたりコピーをしたりホチキスで止めたりする。
こういう作業は好きなのだが、やや強迫的なのが僕は実用的でない。
時間を計って問題を解いている途中に、電話が入って話す。
テンシヨンをひとつ上げる。終わった瞬間に「ふぅ」とか息が漏れる。

そのあとで居酒屋に行って、
「で、遠藤君は今誰が好きなの?」と、素敵な黄色い服を着た人に訊かれる。
僕は一杯目が烏龍茶だったので、ビールを頼んで酔っ払ってから色々喋る。
とっさに頭に浮かんだ2人の女性は、いずれも大学院の人とは面識がない。
その後も失礼なことや、理屈っぽいことをたくさん話したが、後悔はしていない。

僕がこの世で生きるために必要なこと。
生産すること。 か?
愛することは、だから何度も言っているが、今の僕にはよくわからない。
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 0508

最近知り合った方に付き合って貰って、池袋で洋服を買った。
すごくつかれたが、楽しかった。
ボトムスとベストとTシャツを買った。あと靴と靴下とシャツだ。

そのあと、山手線で上野まで行って、そこから歩いて浅草まで行った。
インクのプリンタと、携帯とパソコンを繋ぐケーブルは買い忘れた。

強烈なゴムくささ、古い本くささ、耳鼻科の薬くささ。どれも鼻に心地よい。
最近色んなところからにおってくる、画一的なセッケンの香りにぞっとしていたとこだ。
雨の日にいろいろと思い出すのは、鼻が敏感になるからなんじゃないかな。

こういう風に観光気分になったとき、ともすれば良いところだけが目に入るようになるが、
それは回路が巡っているようで、実は思考停止の1パターンなので、よかない。

吾妻橋を渡るとき、川面が見えた。丸の内線でお茶の水を通るときの川面と。
こないだバイト帰りで横浜駅に途中下車したときの川面と。まだみぬ月島の川面と。

d'UOMO ex machina 「William ShakespeareのAntonius & Cleopatra、
あのひあなたはあのかわは」のゲネを観る。
作品へのコメントは思いつかないけど、藤田さんはふしぎなひとだと思った。
ゲネと本番はまただいぶ変わるらしい。そういう作品のようだ。

朧げに思う。自分に引き付けて、理解しているうちはまだまだ甘小僧だ。
漠然と思う。互いに最近接領域が重なっていればとても楽しいんじゃないか?
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